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11/2(sun) 岡村靖幸 & 清竜人25 at 早稲田大学戸山キャンパス記念会堂

11月、怒濤のライブ月間、第2弾!

【2本目】

岡村靖幸 & 清竜人25 at 早稲田大学戸山キャンパス記念会堂




今回は、岡村ちゃん好きのしゃけやまさんと同行。
しゃけやまさんとライブ行くのはPerfumeの最初の東京ドーム公演以来。

若者のエネルギーが充満し、にぎにぎしく行われていた早稲田祭。
しかし学園祭にしてはあまりにも人が多すぎて気持ち悪くなる中、
向ったのは、戸山キャンパス記念会堂。

今回、学内で販売していたチケは前売2000円!
一般発売で前売も3500円と、実に良心的な価格。
岡村ちゃんのワンマンは7500円とか取るから、お試しで観るのにも最適な機会だったのでは。

そんな感じで、開場時間前は、実にものものしい雰囲気。
なぜかというと、整理番号1~100番、101~200番、201~300番と、
ブロックはざっくりとした分け方をするだけで特にしっかり番号順で呼ぶわけじゃないらしい。

なので1~100番内のチケットを持ったおばさんおっさん達が入場ブロック前に押し寄せて
今や遅しと入場列ブロック解放を待っていた。

そして入場ブロック列の入り口が空き、一目散にブロックにダッシュしたり、
入口に1度にドッと押し寄せて雪崩のように倒れたりする姿は、目の前で見てて恐怖を感じた。
それと同時に、いい年したおばさんおっさん達がいくら最前列で観たいからって、
躍起になってる姿はみっともないなーと思った。

入場ブロックで並んで待つ事1時間、ようやく開場。

この体育館のような内装の会場がものすごデカい!
スタッフがアナウンスしていた情報によるとキャパは4000人との事。
実際、ブロックを広くしてもっと詰めれば6~7000人は行けるのでは?
ステージは横に長い割に、高さは低いという、あまりこれまでのライブでは
観た事のないステージの形。

このキャパのイベントを学生で運営するのは凄いなーと思いつつ、
ようやく開演。
まずは、清竜人25

既にアルバムを6枚も出していて、独自の世界観を生み出してる実力派シンガーが、
6人のアイドルを従えて、「一夫六妻」というキャラ設定で組まれたグループと聞いて、かなり面白さを感じたし、
Youtubeで公開されたデビューシングルのMVを見て、完全にガツンとやられたので、
ライブを見るのをかなり楽しみにしていた。

で、実際、30分弱のステージを観てみたら!!
こんな書き方だと陳腐に聞こえるかもしれないが、
今まで観た事がないくらい新感覚で、衝撃的なライブだった。

「清竜人と6人の嫁」という設定の組合せのフィクション的な世界観の歌詞、パフォーマンスを
打ち出しながら良質なエンターテインメント感溢れるアイドルポップスとして聴かせるライブは、
思わず笑顔こぼれる多幸感を醸し出し、まるでミュージカルの一場面を切り取ったような
物語性を提示してくれた。

それに加えて、岡村ちゃんを想起させる、激しくもキレのあるデンスを見せる、
スーツ姿の清竜人ひとりでもソウルフルな歌唱で強力な個性を放っていたが、
第六婦人までいるアイドル達の振り付けや歌唱が息が合っていたし、
この二組が密接に絡み合う楽曲の数々は、これまで聴いた事のないアイドルポップスとして昇華され、
新たな音楽が生み出され始めている瞬間を目の当たりにしたようで、しばらく高揚感が止まらなかった。

曲間のMCでも清竜人は一切喋らず、6人の嫁達が進行するのだが、かなり緊張してるのが伝わってきて
それもまた良かった。
これからどんどんキャラ立ちをはっきりさせたら、もっと面白くなるだろう。

自分の周りの反応としては、残念ながら、こうした革新的なグループの事にも一切関心を持つ隙間の無い、
岡村ちゃんだけが目当てのおばちゃん達ばかりなので、靖幸地蔵と化していたのが非常に残念。
多分、岡村ちゃん自身は面白がって観てたんじゃないかね。

とにかく、これから清竜人25からは目が離せない。
そして、来年開催されるであろうTOKYO IDOL FESTIVAL2015に出演して欲しい。
公式グッズは、ただのロゴTシャツだったのがつまらない。
ロゴとかいらないから、中央に清竜人が椅子に座って6人の嫁が囲む写真が
デカデカとプリントされたTシャツだったら絶対買ってたのになー。

まずは11月12日発売のデビューシングル『Will You Marry Me?』は絶対買わねばッ!!







 さて、そんな歴史的瞬間を目の当たりにして既に満足してたのだが、
後ろから一斉におばさんおっさん達からの圧迫があり、すし詰め状態に。
その圧迫する人の中で、おっ立てた金髪に赤いジャケットを着て、体格的にも後ろ姿が
完全に吉田豪さんそっくりの人がいたので笑った。
一瞬、あまりにも後ろ姿が似てたので清竜人25に目を付けてさっそくライブ見に来たのかなーと思った。
(顔はまるでいかついフェイスで似てなかったが)



そして、それから約40分近くセッティングがあり、
岡村ちゃんとのDATE。

それまで目を閉じていた靖幸地蔵が開眼し叫び暴れ出し、一気に熱気溢れるライブ空間に。
セットリスト的には半年前の赤坂BLITZで観た内容のダイジェスト版といった感じ。
「愛はおしゃれじゃない」から始まり、「だいすき」で本編を締め、
アンコールは「俺は今でもキャンパスライフを送りたいぜ~♪」と弾き語り、1時間で終了。

まずは、これは言わなきゃならない。
半年前に赤坂BLITZで観た時よりも、岡村ちゃん、明らかに太っていた
何度凝視しても、明らかに半年前より太ってるように見えた。

半年前スリムだったフォルムのスーツ姿が、お腹周りがぱっつんぱっつん。
あご周りタプタプ。
ただの食い過ぎならまだいいんだが、過去の例からして、
太ってる時はイケナイ薬に手を出し始めてるんじゃないのか?
という大きな不安を感じさせて、ライブにあまり集中出来なかった。

せっかくライブを重ねてシングルを3枚も出してキャリアを再び積み上げてるところなんだから、
またファンを悲しませるような事があったらやだなあ。


それにつけても、衝撃と不安が入れ混じる今回のライブだった。







3本目のライブは、11月8日(土)!

中村一義 at 江戸川総合区民センター

100sとしては何度か観た事あるが、ソロとしては初!
しかも中村氏の地元という事で、特別なライブになる事間違い無し。
セカンドアルバム『太陽』が今でも彼のキャリアで一番好きなので、
やってくれる事を期待。

11/1(sat) Negicco at 代官山UNIT

11月はなぜか知らんが怒濤のライブ月間!

今月は10本
(1日で昼・夜公演を2本としてたり、インストアイベントは含まず)
10年前のように、平日も関係無く連日ライブ行きまくってた頃に比べたら本数は減ったが、
それでも月10本はかなり多い方。

【1本目】
Negicco at 代官山UNIT

この日のNegiccoワンマンライブは、なななななんと!

初めて観る生バンドライブ!!

しかもチケットの整理番号がななななんと3番
情報公開の翌日にチケット一般発売してあまり情報が出回ってなかったからか、
かなりの良番で取る事が出来た。

この日はかなり気合いを入れて臨んだので開場時間(17時)の3時間前に会場に着いてしまった。
15時にグッズが販売するとの事で、今回はスウェット(5000円)とタオル(2000円)を新発売するとの事で、
まずはそちら2つをGETZ。
スウェットはすっきりとしたデザインで、これなら平日も作業場に着られそうで嬉しい。
(下画像参照)





さて、開場時間になり、整理番号も良いので、当然最前列!
ステージ向って右側のぽんちゃ側に位置。
Negiccoを観る時のいつもの位置。
しかし、今日はかぶりつき!!


前日に同会場にてハロウィンパーティー的な公演もあったようだが、
今日は売り切れ公演の為か、ステージと客席柵の隙間がまるで無い、
会場にお客を詰めている模様(売り切れてるのに当日券も出してたし)。

開場を待ってたら、後ろにいた母子のチビッコ(小学2~3年生の男児)がネギライトを持って、
最前のちょうど空いてた隙間にちょこんと位置。
親子でヲタなんだろうか。
しかし、そんなチビッコが随所でケチャったり、一緒にラインダンスしたり、こんな若い時分からヲタ活を漫喫してる模様。
イイ事だ。


さて、そんなこんなであっという間の1時間40分でライブは終了。

全編生バンド演奏が本当に、最高過ぎて震えた!

特に「スウィート・ソウル・ネギィー」の管楽器を加えたバンド演奏のソウル感がヤバ過ぎた!

「圧倒的なスタイル」や「トリプル!WONDERLAND」とかもバンドアレンジ最高!
「トリプル!~」は、スラップベースが生バンドだとこんなにもカッコよく映えるものなのかと感動したわ。
(「トリプル!」の時、横のチビッコの飛びはねっぷりが凄まじかった)

そのほか、「恋のEXPRESS TRAIN」と「falling stars」をピアノだけのバラードバージョンで見せてグッときた。
(横のチビッコは明らかに退屈そうだったが)

「サンシャイン日本海」や「ときめきのヘッドライナー」、「完全攻略」などなども、
もうNegiccoは、オケをバックのライブでは観たくないなあと思ってしまうくらいの、
生バンド演奏のハマり具合だった。

最前列ぽんちゃ側だったが、あまりに至近距離だったため、いつ視線が合うかどうか冷や冷やもので
あまり凝視する事はできなかったので、生バンドという事もあり、
敢えて最前なのに目をつぶって音に浸るような贅沢な事もした。

12月に発売されるシングルは結局披露されず、随分と勿体つけるなあと思ったが、
1月下旬にリキッドルーム2日間公演決定!
土曜は「ねぎフェス」と題してゲストを招いての公演で、
日曜は再び「生バンドワンマン」!!

それにしても、6~7年前にPerfumeを聴き始めた頃、今後彼女達にはこういう音出して貰いたいなあと
思い描いてた事が、今すべてNegiccoがやってくれてる感じ。
いつかこの二組6人が「圧倒的なスタイル」でラインダンスする光景観られたら、
鳥肌どころの騒ぎじゃなく興奮するだろうな。
ていうか、号泣するだろうな。

それにしても、この生バンドライブが最高過ぎたので、
別にライブDVD出して!とまで言わないけど、ライブCDアルバムか、
これまでの音源を生バンドで再録音してくれないかなと、割と真剣に思った。
それくらい、今日のライブは本当に耳から鱗と耳糞が爆発するくらいの体験だった。

しかし、代官山UNITは、終演後はドリンク引き替えをしないという、
客商売としてドリンク代500円を取っておいて、最低のハコだと思う。



さて!
11月の怒濤のライブ月間は、初めて最前で観た初めてのNegicco生バンドワンマンという、
これ以上ない最高の形でスタートした。

2本目のライブは翌日11月2日(日)!

場所は早稲田大学体育館で、岡村靖幸と清竜人25という、
主催側がよくわかってる組み合わせの2マン!
こちらも楽しみ過ぎる!


アントニオ猪木から犬吉へ。犬吉からNegicco へ。

 19日なんて日は、タワーレコード新宿にて、
Negiccoのインストアイベントに行ってきた。

今週遂に、活動10年にして初めてのファーストオリジナルアルバム
『Melody Palette』を発売し、
その販促イベントとしての今回、
同所にて木曜と金曜の2日間行われた。

CD購入特典として、
初日はメンバーが映っている『NO MUSIC,NO IDOL』ポスターに
サインを入れたものが貰え、
2日目はCDにサインを入れて貰えるとの事で、
どちらにしようか直前まで迷った。

やはりCDにサインして貰った方が一生大事に出来るお宝感が増すと思い、
後者を選択。


19時に新宿着。
TSUTAYAにDVDの在庫確認の為ちょっと立ち寄り、
店を出たら、目の前の道路でアントニオ猪木
選挙カーから身を乗り出して名刺を配っていたので、
猪木から直接名刺を夏空ダッシュで手渡し奪取でボンバYEAH!

日本に初めてタバスコを輸入した伝説的人物の、
今年70歳にはまるで見えないエナジーみなぎる尊顔を間近で拝め、
自分もエナジーをお裾分けして貰ったような、
実に得した気分でタワーレコード新宿店へ。

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奪取したアントニオ猪木の名刺とタワレコで貰った『テッド』うちわ


ネットから取置きしておいたCDを購入し、
イベント参加に必要なネギ券入手。
既にイベントスペースはネギヲタでひしめき合う中、
開演30分前に着いたらリハーサルとして、
ネギ娘3人が1曲フルにやってくれた!(『新しい恋のうた。』)
結果的に本番のステージで演らなかった曲なので、
またも得した気分。

おっさんネギヲタ達が
『女性の方はどんどん前に行っちゃって~』と
大きく声がけして背の低い女性を前方エリアに通す紳士的姿勢が
実に自然に、当たり前の事のように行われている。
ライヴで醸し出される多幸感やメンバーの人の良さが
ヲタにも良い影響を及ぼす波及効果に、
やはりネギ現場は居心地が良いなと改めて思ってしまう。

10分ほど遅れて開演!赤と青と白の3色を大胆に施したステージ衣裳で登場。
一瞬バニラビーンズぽいなと思った。

ていうか、筆者がNegiccoのライヴを観るのは、
12月の代官山UNITでのワンマン以来!
実に半年以上ぶりである。
その間、気持ち的にアプガに注力していたから仕方無し。
1曲目は彼女達の新たなアンセムと言える『アイドルばかり聴かないで』

ようやく生で聴けたあああ!
みんなで『ざんねえええええええええええん!!』
両手を天に掲げて合唱出来たーー!

その他、発売されたばかりのアルバムからの曲中心の選曲。
だがヲタ達の息の合った掛け合いなど順応性はさすが。

半年ぶりにライヴを見た中で、
特にセンターのNao☆ちゃんの表情が凄く柔和になったような、
笑顔満面で、2年前の年末に初めて見た時よりも、
どんどんかわいくなっているような気がした。

『パーティーについて。』で本編が終了し、
アンコールはこれまた新たなアンセムとなるであろう、
『ネガティヴ・ガールズ!』で全6曲が終了。

あれ!?
ライヴで必ず最後に演っていた、グループの定番曲である
『圧倒的なスタイル』を今回やっていない!!


こうした定番曲を敢えてセットリストから外して、
他の曲にもっとスポットを当てていくというのは、
結成10年を迎えたNegiccoがライヴにおいても、
進化しつつあるんだなあと感じた。
凄く良い傾向だ。


ライヴ終了後は、遂にサイン&握手会。
そそくさと列に並んだおかげで早い順番になれた。

さて、アイドルとの握手。
実に3年ぶりである。

2010年夏に『戦闘少女』という傑作アイドル映画のDVDのイベントで、
主演女優の杉本有美、森田涼花、高山侑子の3人と
握手したのが初めての握手経験。
筆者の握手童貞を奪っていったのは杉本有美さんであった。

「アイドルとの握手は常習性があってのめり込んだら危険だ」
との判断を下したため、それ以来は一切、接触を拒否していた。

拙ブログのタイトル『偶像拒否。』というのは
アイドルへの愛情の裏返しとも言えるし、
まさしく『アイドルばかり聴かないで』とも言える。

しかし、今回アルバムのサイン会との事で、
形に残るモノだしこの機会を逃したくない気持ちが抑えられず、
握手もする覚悟を決めて臨んだ次第である。


でも、せっかくの機会だし、
いつもいつも幸せな音楽を届けてくれる彼女達に
何か手土産を持って行かねば、と思い立つ。

2月に彼女達の似顔絵を描いた事を思い出し、
速攻でポストカードに印刷した。
これが実に綺麗に印刷されて市販品みたい!

ちなみにこれ、世界で4枚しかない!
メンバーの分3枚と筆者の分1枚しか刷ってない!

ポストカードをプラケースに収納する。
葉書サイズのプレゼントなら、
メンバーの手荷物の邪魔にもならないだろうし、まあいいかと。

そんなわけでサイン会はつつがなく始まり、
筆者の緊張状態は徐々に高まっていく。
目の前の女の子が前に進み、ついに順番が筆者の番に。

サインするメンバーの順番はKaede(以下、カエポ)、Nao☆、Megu(以下、ぽんちゃ)の立ち位置順となっていて、
ヲタ達はCDの好きな箇所にサインをしてもらっていたが、
筆者は無難に一番目立つブックレット表紙にサインをお願いする事にした。


カエポに「こちらにサインお願いします」と表紙を差し出し、
黙々とサインを入れて頂き、両手で握手をして貰った後に、
ガクガク震える手で「あの、似顔絵描いたので、これ貰って下さい」
なかば押し付けるように、ポストカードを差し出す。

「わあ、上手ですね!」とカエポに言って貰ってつい顔がほころぶ筆者。
しかし今回は手渡す事が優先事項だった為、
話す事を考えておらず頭が真っ白になりながら、
隣のNao☆ちゃん前に移動。

サインを入れながら「ライヴ、どうでした~?」と
自然に話しかけられたので、
「初めて見た時はNao☆ちゃんはドSキャラみたいだったですけど、
今日のライヴを観て、凄く表情が丸くなったというか、
それが見ていて、こちらも幸せな気分になりました」

と、もの凄く正直に思った事を話す。
笑顔で話に耳を傾けてくれたNao☆ちゃん。
あぁ~もっと言う事考えておけばよかったー!

その後、握手して貰い、ポストカードを差し出す。
「凄い!ありがとうございます!家に飾りますね~」と、
Nao☆ちゃんならホントに飾ってくれそうな気がしてまたもほころぶ筆者。

ぽんちゃ前に移動し、そそくさとサインを入れて貰い、
「ぽんちゃにはツイッターでリプライを送った事があるんですが」と前振りして
ポストカードを差し出すと、
「あ!これ!」とどうやら見覚えがあったよう。
今年2月にpixivにアップした似顔絵のリンク
ぽんちゃにリプライしたのだが、それを覚えてくれていた様子。

「とても綺麗に仕上がりました!」と、どうでもイイ事を言う筆者。
「どう?似てる~?」とポストカードと顔を並べてくれて
ああ、描いた甲斐があったと感無量な気分になり、
またもほころびっ放しの筆者。
筆者は特にぽんちゃ推しなので、やはり嬉しくなってしまう。

「また新しいの描いて持ってきます」と言って、
忘れそうになった握手をしてもらった。
でもやっぱ言う事をちゃんと考えておかねば駄目だと猛省。

2013071923510000.jpg
サイン入りCDと似顔絵ポストカード


今回のイベントで、思い知らされたのは2つ。

この3年間、意固地になって避けていた握手会、
毎回毎回頻繁に行くのはどうかと思うけど、
凄く良かったライヴの気持ちを伝える為に、
半年に1回、1年に1回は行った方がいいかな
と思い始めた。
やはり良い感想を伝えるのは演者にもプラスになるだろうし。
その為の接触はやむなしと考えた方がいいかもしれぬ。

もう1点は、市販されている既製品ではない、
筆者で言えば似顔絵となるが、愛や気持ちが込もった
時間がかかった手作りのモノを送ると喜ばれるんだなあ
と実感。
芸能人に似顔絵を手渡した経験は今回初めてで、
ちょっと感動すら覚えている。

この日は、アントニオ猪木から名刺を手渡しで貰い、
Negiccoのメンバーに自家製ポストカードを手渡すという、
2013年の忘れられない1日になりそうである。




そんな駄文を綴りながら、ようやく『Melody Palette』聴いた!!
期待していた以上に凄えよ!
年間ベスト級のアルバム確定!

まあケツのリミックス2曲は1回聴けばいいかって感じだが。

1~11曲目までのノンストップな構成はただ事じゃない。
2013年、アイドルポップス史にまたひとつ名盤が誕生した。





Negiccoの皆さん、10周年おめでとうございます!!
これからも応援し続けます!!!

遂に帰還!約束の地・横浜に大きな夢の虹かかる!

 4月13日なんて日は、
青空広がる快晴の中、
この時を迎えてしまった。
そう。

アップアップガールズ(仮)
3rd LIVE 横浜BLITZ大決戦(仮)


が、ついに行われようとしていたのである!


image.jpeg


 以前、ブログにて記述した、BiSとの壮絶なる2マン対決を経て、
渋谷2.5Dでの月曜から金曜までの毎日公演を終え、
そのパフォーマンスの精度を研ぎ澄ませ続けた上で迎える今回の公演。

中途半端なモノが出来上がるわけがないと思わざるを得ないほど、
現在のアップアップガールズ(仮)(以下、アプガ)には、
ブレない媚びないサビれないパフォーマンスの中で
その目標への強靱な執着度が伺える。

筆者は、昨年8月よりこのグループに一瞬に心惹かれてから、
彼女達の舞台での成長過程を追いかけていっているが、
実際にライヴを見ていて、歌やダンス、MCなどのパフォーマンス面において
徐々に向上していく経過が素人目でも分かる。
そのストイックな求道精神は、
もはやコンマまでラップタイムを縮めんとするアスリート選手の様相である。



 それだけに、不退転の魂と、燃え盛る闘争心で階段を駆け上がっていく
アイドルグループとしてのドラマとして面白くても、
現実的な数字(ライヴ動員数や話題性など)として結果を残していけていない現状に対して、
なんとも歯がゆい気分にさせられる。

昨年12月に行われた、本来1000人キャパの会場である六本木決戦が埋められていなかった中で、
今回、昼夜2回公演で強行された1400人キャパの横浜BLITZ公演も、
残念ながら各回満員という状況には到らなかった。

「こんなに全力で熱くて感情を揺さぶられるグループが
何でもっと話題にならないんだ?!」
という、
ファンにありがちの、盲目的な青い想いがはちきれんばかりに爆発しそうになる。

反面、それはパフォーマンス以外の点で客観的に見たら、
やはり各メンバーの個性が色分け以外で伝わりづらかったり、
都心部を離れたCDショップでは商品が置かれる事のないインディーズグループ故に、
全国区的な面での一般の認知度不足による話題性の欠如の問題だったりする。
(3月にはYoutube上で『DO THE Harlem Shake (Japanese Idol Edition) 』動画
異例の20万再生を記録し、話題を作ったが)

どんなに精度の高いパフォーマンスを練り上げていっても、
エンターテインメントは人に見られなければ意味を成さない。


そうした状況で気持ちが折れぬまま活動し続けている彼女達の
闘争心溢れるパフォーマンスを見ていると、
「どんなに負け続けても這い上がり続けてやる!」という想いがビシビシと伝わってきて、
その姿に落涙を禁じ得ない。

そうした姿が、観た人に感化され、実生活で挫けそうな時の生きる活力となり得る。
だからこそ、もっと注目されて欲しいという強い思いが募る。



 そんな事をぼんやりと思いながら、いつものように会場近くのサークルKサンクスで
ジャンボ豚串カツ(120円で美味でボリューミー!)をほおばりながら、
横浜BLITZ前に到着。

やはり、何度か横浜BLITZでの公演に行った時よりも
開場の行列が少ないように感じた。
張り紙など見ると今回はどうも整理番号は7~800番くらいまでしか出てない様子。
筆者の整理番号は昼公演は55番とそれなりに良番だった。

会場内に入り真ん中3~4列目付近に位置。
1階エリア最後方付近は隙間を埋める為に黒い布で閉鎖されていた。
いきなり不穏な気持ちになる。

昼と夜の2回公演をしなければ運営的に採算が取れないのかもしれないが、
現在の集客状況下で、横浜BLITZでの2回公演はなかなか厳しいものがある。

開演直前に周りを見回すと、お客の間隔がギュウ詰めではなく、
隙間が見えるくらい余裕あり、身体を動かすには最適。
だが、「やはりあんま入ってないなあ」という現状を見せつけられた。

2階席は開演前には埋まっている状況だったがどれだけ招待客がいたかはわからない。

先週のBiSとの2マンでも筆者の前で最前列に陣取っていた
アッパーズ(筆者が勝手に付けたアプガファンの呼称)が、2階席を見つめ
「おい、あれ、みーこ(仙石みなみ)のご両親じゃね?
お父さんお母さーん!みなみさんは僕に任せてくださーーい!」
などと
わけの分からないことを仲間内で話していた。



 そして場内が暗転、いよいよ開演。
舞台上に設置されたスクリーンには、
メンバー7名の幼少時代の写真が映し出され、
子供の頃に抱いていたアイドルに対する憧れや夢、ハロプロエッグ時代の様子、
クビという挫折から、新たにアプガとしてグループが結成された、
これまでの彼女たちの物語の映像が紹介されていく。

最後にグループ最年長であり戦国時代が好きな仙石みなみ
「今日は西武ドームではなく、
ここ横浜BLITZにお越し頂きありがとうございました!
七人の侍、大暴れしたいと思います。
みんな、出陣じゃ~~!」

と戦国武将のような開戦宣言と共に、
アッパーズのテンションは脊髄から駆け上がり、いきなり興奮状態に。
(この日、西武ドームでは、ももいろクローバーZが公演を行っている)


筆者も言葉にならない声を叫びつつ、遂に闘いの舞台へと上がってきた7人は、
既に大粒の涙を溜めた状態であった。

2010年11月にハロプロエッグとして最後のステージを
横浜BLITZにて行った彼女達が、芸能活動終了の危機や挫折を経験しながら、
アプガとして新たに自分たちのグループを組んでがむしゃらに走り続けて、
遂に帰ってきた横浜BLITZという舞台。

その感慨深さは当人達だけにしかわからない。
筆者を含むアッパーズは、その感動のおこぼれを頂いているようなものである。

1曲目はいつものようにアッパーな攻め曲から来るかと思ったら、
4月に発売された新曲『あの坂の上まで、』で静かに、
そして地に足を付けて踏みしめていく勇壮な雰囲気のイントロでスタート!
(各楽曲タイトルにYoutube動画のリンクを貼っているので、
併せてご覧頂くと、より楽しめます)


この曲の歌詞は現在進行形そのままの彼女達が、
アイドル界という長く険しい坂を全力で駆け上がっていく様相と、
それを支え共に歩むファンへの感謝の気持ちが描かれる。

筆者は、そのパフォーマンスを見て涙が流れそうになる衝動を抑えきれない。
7人は必死に目に涙を溜めながらも歌い踊り切る。

1発目からいきなり背骨から全身に情熱が染み渡る鳥肌を覚えながらも、
次は『イチバンガールズ!』『マーブルヒーロー』と立て続けに、
いつものように元気印のアッパーな曲を叩き込み、筆者もそれに応える様に全身でヒートアップ!

ライヴで観るのは初めてとなった、
春にぴったりのふんわりヒップホップ曲『SAKURA DRIVE』で気持ち良く揺れ、
サイダーのような爽やか弾ける甘酸っぱい『メチャキュンサマー ( ´ ▽ ` )ノ』
狂おしく悶え、正式には未音源化だが既にライヴの定番曲『カッコつけていいでしょ!』
尋常じゃないポップなサビにやられ、
極めつけは、アプガの曲でも1、2を誇る高揚感と多幸感溢れるメロディを持つ、
ド直球のアイドルポップスと呼べる、胸キュン殺人チューン
『バレバレI LOVE YOU』へと怒濤に流れ込む。

この曲の壮絶シャッフルビートで、1階席スタンディング前方エリアは、
暴動が起きんばかりのモッシュ&ジャンプ大爆発きゅんきゅんきゅーーーーん!!!
何度聴いてもたまんねえ!!
ぎ、気持ぢいい、気持ぢいいよおおおおおおおお!!!

問答無用で襟首を掴まれて引っ張り回されるように曲を叩き込んでいき、
アッパーズのテンションを上げていきながら放たれた『バレバレI LOVE YOU』
間違い無く序盤での最大の盛り上がりとなった。



Z322018066.jpg
右から、森咲樹新井瞳佐藤綾乃仙石みなみ関根梓古川小夏佐保明莉



 中盤は、ワンマンライヴでは新たな試みとして、グループ二班に分かれてのコーナー。

佐保明莉(17)関根梓(16)新井瞳(15)のグループでも
年少の3人の作詞による、『ゴーイング・MY・↑(替え歌バージョン)』を披露。
メンバー全員の自己紹介的な歌詞に書き替えられているが、
年上4人に対してさらっと辛辣な事を歌っているのが面白かった。


次は、仙石みなみ(21)古川小夏(20)森咲樹(19)佐藤綾乃(18)による、
グループのこれまでの経緯を、朗読と動きのみで見せる小芝居で振り返る。

それを静かに観て聴き入るアッパーズたち。
一方通行的に高揚感に溢れた突撃ステージングだけでなく、
こうして静かに他の一面を観られたのは、今回のワンマンライヴで特筆すべき点だった。

グループ結成から現在までを振り返る朗読からそのまま流れるように始まった
『夕立ち!スルー・ザ・レインボー』は、
彼女達の物語を虹色に照らす光の歌だった。
その輝いた7人の笑顔を見せられて熱いものが込み上げてきた筆者は
開演してから何度目かの落涙を禁じ得なかった。


次は、この日が初公開となった6月発売の新曲『ナチュラルボーン・アイドル』
楽屋で「小悪魔になる方法」という本を読んでいたのを見つかった関根梓
メインとなって、いわゆるブリブリのアイドル像を演じながら、
現在のアイドル業界を揶揄した歌詞と、メンバーが入れ混じるパフォーマンスに爆笑!

色々な音楽ジャンルに挑戦していくアプガの新たな領域となるジャンルの楽曲で、
彼女達の個性がどんどん色分けされていけば、
今後もっと面白い曲が出来上がってくるのだろうなという期待感を持たせてくれた。

昨年、日本を除く世界で一大ブームを巻き起こしたPSYの『江南スタイル』の、
日本のアイドルからの回答曲『リスペクトーキョー』
アッパーズ全員で両手を合わせて頭上に高く伸ばしてスカイツリーに模して
思いっきりジャンプ!
「原宿なう」という歌詞は「横ブリなう」に差し替えられていた。

その後も『サバイバルガールズ』『Shooting Star』と、
もの凄い運動量が必要とされる激しいダンスが繰り出されるEDMが続き、
そろそろ筆者は汗だくで息切れして腰が痛くなってきていた。

だが間髪入れず、グループを代表する名刺代わりのアンセム『チョッパー☆チョッパー』
激しく頭や腰を揺さぶる尋常じゃない
テンション!アクション!サティスファクション!
悩んで迷って止まってしまった現状に
激しくかまそうぜ夢への電撃チョップ!




 だがしかし、まだまだ休ませてはくれない。
イントロの古川小夏による
『も~~り~~あ~~が~~るうううううぞ~~~~~~~~!!!!』という
雄叫びと共に始まる爆裂EDM『UPPER ROCK』で激しく全身シェイクシェイクシェイク!

そして、メロン記念日のカヴァー曲であるエモロック『お願い魅惑のターゲット』では、
足が吊りそうになるくらいに何度も空高く舞い上がる!

更にこれでもか!と準備運動をする振りのイントロから始まる、
グループ最大のアンセム『アッパーカット!』へとなだれ込む。

この曲はタイトル通り、ボクシングがテーマ。
途中の振りで、メンバーが休憩をする動きがあり、ステージで床にへたり込むのだが、
なんとその時にお客もしゃがみ込み、あまつさえドリンク補給したり汗を拭いたり、
本当に休憩するのである!


そうした会場全体の演者と客が共有された動きが
最も分かりやすい形で視覚化されているのが、この休憩の振りである。

尚この曲で何度も繰り返される「決めてやんぜ!アッパーカット!」という歌詞で、
メンバーは拳を振り上げる動きをして、
お客は右手の拳を握り高く突き上げてアッパーカットの様相で
空高くジャンプする振り
があるが、
これが実際にやってみると、ものすご気持ち良い!

天井に届けとばかりに舞い上がる瞬間、
アッパーズは大空へ放たれる輝ける弾丸と化す。


この日のクライマックスならではの最大の盛り上がりの中、
汗はだくだく、息は切れ切れ、腰はビキビキ、心臓バクバクと、
這々の体の筆者は、本編最後の曲『End Of The Season』で、
ちょっとクールダウンしてゆったりとした気持ちとなり、
開演から最大瞬間風速のように時間が過ぎ去り、本編は終了。



 まだまだ物足りないアッパーズ達の、叫びの塊となった「アンコール!」の声が鳴り響く中、
アンコールが始まった。
ちなみに夜公演ではアッパーズ有志で白いサイリウムが開演前に配られて、
客席フロア全体が白いサイリウムに包まれて、
それを観たメンバー7人は大きな驚きと喜びを隠せずにいた。

アンコール1発目は4月に発売された新曲『NEXT STAGE』

グループが2012年4月にオリジナル曲を発表してCDデビューをしてから1年。
ほぼ月1リリースで、1年で11枚の新曲シングルを発表するグループは、
日本のアイドル史においても例を見ない。

前代未聞の攻撃的なリリース数に圧倒される。

しかも、その11枚のシングル収録の22曲のどれもが
それぞれの個性を放つ良曲・名曲でクオリティを維持し続けている点
が驚異的。

数人の作家陣により、シングルを出す度に意欲的に新たなジャンルに挑戦し、
メンバーの個性が徐々に引き出されていく過程は飽きさせる事がない。

新しい事をやりつつファンも失望させないという綱渡りの絶妙なバランスを続けながら、
「新曲が常に最高」という、
アイドルとしてでなく音楽グループとして、
筆者の求める理想型を地で行っているから、
彼女達は今一番、注目する価値がある。


そうした中で、『NEXT STAGE』は11枚連続リリースの一区切りとも言える楽曲。
闘志が燃え盛るジャケットにふさわしく、
次の舞台へと果敢に挑む彼女達のNOWを完膚無きまでに叩き付けてくる意気軒昂な
アッパーソングである。
『1!2!3!ダーーーーーーーーーーーーーッッシュ!!!』という
かけ声のイントロと共に全力疾走する振りから
熱い衝動が込み上がってどうしようもなくなり、既に落涙。
言葉に出来ない声で叫び声を上げたくなる。

その衝動が冷めやらぬまま、筆者がアプガの中でも1、2を争うほど好きな曲であり、
グループとしても重要曲のひとつである、
爽やかにメロディが天を突き抜けるピアノエモ『ストレラ!~Straight Up~』で、
鳥肌が立つ高揚感を覚える。

この日、本当に最後の曲となった、エモーショナルが最大限に爆発した『サイリウム』で、
会場全体で風が左右に稲の穂を揺らすように
7色の光の運動が終わりなく続いていた。



 昼公演終演後、メンバーも知らないサプライズがスクリーンに映し出されて、
慌てて戻って来たメンバーが食い入る様にスクリーンを見つめてる姿は見ものだった。

今回の発表は

・5月よりラジオ番組スタート
・5月より公式サイト開設
・8月~9月に東名阪ワンマンツアー開催


というもので、8月に再び横浜BLITZでの公演が行われる形となった。
横浜BLITZは今秋で取り壊されるとの事なので、満員にするラストチャンスとも言える。



 横浜BLITZでの3回目のワンマンライヴは集客こそ満足のいくものではなかったものの、
そのパフォーマンスは前2回の、猪突猛進な攻撃型パフォーマンスだけでなく、
あえて曲数を減らして緩急付けた演出も入れて、
幅の広がりを垣間見せ始めた意欲的な公演となり、
筆者としては非常に満足のいく出来ではないかと思った。

1ヶ月が経とうとしてる中で、その後も相変わらず、意欲的なハイペースで
様々なイベントに闘争心むきだしでライブ活動を続けているアプガ、
パフォーマンス的には文字通りの快進撃が続いている。

それだけに今後は、感情移入出来るドラマ性と、尋常じゃない熱量とその魅力が
どう広められるかが最大の課題となっていくところだと思う。

筆者が今、声を大にして言いたいことはひとつ。

今、日本で最も全力で熱くたぎらせたアイドルグループを見たかったら、
アプガに注目すべきだ。


まだ間に合う。
貴方も、大きな夢へ驀進する七色の虹の円盤に相乗りしてみないか?!


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【アップアップガールズ(仮)3rd LIVE 横浜BLITZ大決戦(仮)セットリスト(昼・夜公演共通)】


01. あの坂の上まで、
02. イチバンガールズ!
03. マーブルヒーロー
04. SAKURA DRIVE
05. メチャキュンサマー ( ´ ▽ ` )ノ
06. カッコつけていいでしょ!
07. バレバレI LOVE YOU

●Going my ↑(佐保・関根・新井による替え歌バージョン)
●朗読&小芝居(仙石・古川・森・佐藤)

08. 夕立ち!スルー・ザ・レインボー
09. ナチュラルボーン・アイドル
10. リスペクトーキョー
11. サバイバルガールズ
12. Shooting Star
13. チョッパー☆チョッパー
14. UPPER ROCK
15. お願い魅惑のターゲット
16. アッパーカット!
17. End Of The Season

<アンコール>
18. Next Stage
19. ストレラ!~Straight Up~
20. サイリウム

嵐の東京決戦!七人の虹色侍 対 新生アイドル研究会

 4月6日なんて日は、
夜から暴風雨が予報された、嵐が吹きすさぼうとする中で、
尋常ではない気合と期待を心に秘め、

TOWER RECORDS Presents
アップアップガールズ(仮)対バン行脚(仮)
~東京決戦 VS BiS~


が開催されるラフォーレミュージアム六本木へと足を向けた。

この対バン行脚企画は、アップアップガールズ(仮)(以下、アプガ)が、
日本全国各地方のローカルアイドルとの対決形式を取った全5回戦の
2マン企画イベントである。

新潟ではNegicco、仙台ではDorothy Little Happy
愛媛ではひめキュンフルーツ缶、福岡ではLinQとの対戦を経て、
最終決戦がここ東京でのBiSとの対決となっている。
今回の2マン企画でしか観られない共演曲など、のちのち語り草になる
貴重なイベントであると言えよう。



 会場となったこのラフォーレミュージアム六本木は、
展示スペースのような多目的レンタルブースである。
キャパは1000人という事だが、
元来ライヴを行う為に作られた場所ではない。

なので、会場の構造上、ライブハウスのように柵も無いし、
ロッカーも設置されていないし、音響設備も充実しているわけでもない。

その分、入場時に飲みたくもないのにドリンク代500円を
強制徴収されないのはありがたい。

この会場には4ヶ月前にアプガの2度目のワンマンライブ(12月15日)で
訪れた事があるが、その時は完売出来なかった為に、
空きスペースを作らない為にパイプ椅子が用意されていた。

開場前にちらっと会場内の様子が見られたのだが、
どうやら今回は椅子は用意されておらず、
簡素な柵が並べられてる状態。

今日は荒れるぞ…。
心のざわつきと、武者震いが抑えられなかった。
昂ぶる気持ちが止まらない。




 さて、なぜこれほどまでに気持ちが昂ぶっているかというと、
アプガのライブを生で見るのは、
前述の4ヶ月前の同会場での公演を見たきりだからである。

筆者が、間違い無く今一番真剣に愛してやまぬグループのライヴを、
なぜ4ヶ月も見なかったのか。

それは間髪入れずイベントが毎週に近いようなペースで行われて、
足繁く現場に通う事で、あまりにもパフォーマンスを見慣れていってしまうと、
次第にライブへの意欲や熱い気持ちが自分の中で摩耗して、
ぬるくなっていくかもしれない
と思ったからである。

それは、しばらく音源や動画だけ見て、
その気持ちを徐々にじわじわと溜めていって、
もう見たくてたまらず、外で聴いていたら、
電車の中で聴いててもつい口ずさんでしまってたり、
振りが身体に出てしまうような禁断症状寸前まで、
「アプガのライブが観たい!観たいんだァああッ!!」という欲求を
極限まで高めてみたいという思いも含めた禁欲実験でもあった。

アイドルグループは「今この瞬間を見逃さず」応援していく事が
“美徳”とされているが、筆者は敢えてその“美徳”に反旗を翻すことにした。



 会場ロビーには、各々七色のTシャツに身を包んだアッパーズ
(筆者が名付けたアプガファンの呼称)
や、
黒ずくめのTシャツばかりの研究員(BiSファンの呼称)
ひしめき合う中で入場ドアが開くのを今や遅しと待ち構えていた。
ファンの比率的にはアプガの活動拠点である東京という事もあってか、
やはりアッパーズが多い印象。

今回の筆者の入場整理番号は31番と早く、気合が更に高まる要因ともなった。

開場時間となり番号を呼ばれて入場。
自分ではあまり意識していなかったのだが、
割と早足だったようで、いきなり会場内のスタッフに
「はい、走らないでくださーい!」両肩を掴まれて歩かされる
入場していきなりの物々しくピリピリとしたスタッフの対応に面食らったが、
なんとか最前付近中央に位置出来た。

会場内は主催者側が用意したプラスチック素材の柵と、
後方にPAテーブルがあるだけの実にスッキリとした空間だった。
ステージ上も、今回の公演タイトルの看板が掲げられているのみで何も無い、
互いがぶつかり合う真剣勝負にふさわしい舞台であった。

前方近辺にはアッパーズと研究員が入り乱れた状態の中、
見知らぬファン同士で談笑していたり雰囲気は悪くなかった。
開演に向けて徐々に人も集まりだし、会場は埋まっていった。

筆者も七色に光るペンライトとマフラータオルを取り出し、
準備運動を軽く行い深呼吸をし、臨戦態勢へとシフトアップさせていく。
清く正しく大胆に弾けなくちゃだね!!



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アップアップガールズ(仮)



 そして、ステージ袖から登場した、今回の主催者であり、
社会的な観点から見ても理想のアイドルヲタのアイコンとも言える、
タワーレコード代表取締役・嶺脇社長による挨拶と前説が行われ、
遂にステージ暗転し、開演!!

先攻は、アプガ。
1月末に発売され、早くも2013年の名盤に仲間入りしている
デビューアルバム『ファーストアルバム(仮)』の1曲目のイントロ曲である
『overture(仮)』が会場中に鳴り響く。
筆者は一気にボルテージを上げて声を振り絞って叫ぶ。
待ちに待った久々の期待の感触に身体が震えて全身が沸き立つ。

ちょっぴりセクシーな黒い皮製のバトルスーツに身を包んだ七人が登場!
目と鼻の先の距離感に現れてまだ曲が始まっても居ないのに、涙腺崩壊。
会いたかったぜえええええええええええええ!!!!!
言葉にならない声で叫ぶ。

1曲目は『マーブルヒーロー』
うおおおおおおおおおおおっしゃ!
4ヶ月もブランクがあるが、ライブDVDや動画は見ていたので振りはしっかり覚えている。
何より無意識に身体がしっかり覚えていた。
そうそう、この感じ!

「今日は、研究員さんのハートも斬るーーーっ!!」と、
刀を振り下ろす動きで宣戦布告する仙石みなみ(みーこ)
毎回毎回しなやかな空手の型を見せてくれる佐保明梨(さほちゃん)など、
七人の自己紹介を経ての2曲目は、

『一瞬の刹那、その煌めきが誰かの希望になるなら 
生きて生きて生き続けて、私たちアイドルは死なない!!』


という力強い闘争宣言から始まる、この日初披露の新曲『ガーリーズ・ハイ』

この日の対戦相手のBiSを意識してか、
ヘッドバンギングの振りも挿んだラウドで速いビートのメタルソング。
アプガとしては初めてのジャンルの曲。

その後、間髪入れずパンクソング『イチバンガールズ!』
更に筆者の動きがヒートアップ。
日本のアイドルなりの『江南スタイル』への回答である、
『リスペクトーキョー』で力の限り天井に飛び、
『サバイバルガールズ』の攻撃型反復運動で汗かきフィットネス。

勢い止まらず、
「も~~り~~あ~が~~る~~~~ぞ~~~~~~!!!」という天を貫く
古川小夏(こなっちゃん)の力強いシャウトから始まる『UPPER ROCK』が鳴らされ、
力の限り、コール&レスポンス。

3曲連続の攻撃型EDMで、汗がだくだくになり涙が涸れ果てるも、
次は、Tパレットレコードから発売された、
アプガの陽気な雰囲気がふんだんに盛り込まれた、
グループを代表する曲のひとつとなったポップでキャッチーな
『チョッパー☆チョッパー』で、会場全体が止まらないバウンスバウンスバウンスバウンス!!

一緒に振りを踊ったり歌ったりしてるだけで胸がいっぱいで幸せすぎて楽しすぎて、
涸れたと思った涙がまたも溢れ出してきた。

そんな激情を喚起させながら休む暇を与えず、
グループ最大のアンセムであり、2012年最重要アイドルポップスである『アッパーカット!』
アッパーズ全員で昇竜拳の振りをして高く飛ぶ。

最後のフレーズ「決めてぇやんぜっ!アッパーカット!」をシャウトするアレンジは
曲が発表された去年の夏からライブを重ねていく中で出来上がってきたもの。
ここを頂点として会場全体で昇天するカタルシスは現場ならではの体験。

そしてメロン記念日のカバー曲であるエモロック『お願い魅惑のターゲット』で、
まだまだ飛ぶ飛ぶ飛ぶ!!
「か~っこよく~髪かき~あげて~~~♪」という歌詞で
ゆっくりとしなやかに髪をかき上げるボーイッシュな、
新井愛瞳(まぁな)が印象的だった。

ほぼ休む暇を与えず、8曲連続アクセルぶっ放しの状態だったが、ようやくここで一息。

盛り上がりすぎて、いつものような異様な発汗量だけでなく、
鼻血まで出してしまった佐藤綾乃(あやのん)がはにかみ、
森咲樹(森ティ)が翌週の横浜BLITZの宣伝をしっかり研究員にアピールしつつ、
遂に最後の曲『Next Stage』

4月10日発売のこの曲は既にiTunes配信で聴いていたものの、
ライブで見るのは初めて。
音源だけ聴いた感じだとちゃんと全体像が掴めなかったのだが、
これ、ライブで見るととんでもなく名曲!!
イントロの「1、2、3、ダーーーーーーーーーーッシュ!!!」
七人一斉に駆けていく振りを観て今日、何度か目の涙腺崩壊。

時間にして6分の大作で、楽曲も複雑な構成で
転調あり独白あり盛り上がりどころあり。

また、メンバー個々の細かい振りや、
最近、女子高生の間で流行らしい「マカンコウサッポウ」という、
くの字に身体を飛ぶ振りも盛り込んだり、
(元ネタである「DRAGON BALL」の登場キャラ、ピッコロの必殺技
「魔貫光殺砲」とは似ても似つかぬポーズで、むしろ「超爆裂魔波」に近いのだが)
出来る事のすべてをぶち込んだような、
長尺も納得の要素がこれでもかと詰め込まれた、
まさしくこれまでの総括とも言える集大成的でドラマティックな楽曲。


アイドルポップスにおいて、無駄に長尺の曲は大嫌いなのだが、
こうした必要不可欠な要素が盛り込まれて、
聴いていて時間を感じさせないなら全然アリ。

グループの夢を追いかける姿勢と、
決意と覚悟を改めて宣言する自己言及の歌であり、
そのジャケットからも現れているようにその尋常ではない熱量は、
おそらくこのシングルでピークとなる事だろう。

全10曲、体感時間一瞬の刹那に身も心も救われるような思いであった。
翌週の横浜大決戦に向けての気合を改めて注入されるような、
意気軒昂とした気分だった。







 歓喜の笑みと涙で締めくくった先攻アプガのステージもトラブルもなく無事終了。
ヲタ達の入れ替わりが行われてるようで客席はざわつく。
筆者はBiSも前で観たいので前2列目中央をなんとかキープ。
荷物は柵の前に置く。
研究員達が前にじりじりと押し寄せて、
先ほどのアプガの時よりも人口の密集度が高くなり、既に暑い。

客席が大いに荒れる事は予想していたが、
まさかその予想を遙かに超える惨事になるとは、
この時は全く思わなかった。




130326.jpg
BiS



 ほどなくして暗転し、後攻BiSのステージの開演。
先月の両国国技館ライブにて、メンバーのワキサカユリカが脱退したので、4人で登場。

攻撃的な選曲のアプガに対抗してか、
1曲目から殺人チューン『Give your love 全部』でいきなり
いきり立つハイボルテージ!
研究員のモッシュに呼応されるように筆者も激しく飛ぶ!

そして曲間の研究員全員のケチャにより、
ステージと客席を挿んでいた柵が前倒しに破壊!!

筆者を含む前方の客が将棋倒しになる。
アイドルライブにおけるケチャというヲタ芸は両手をステージに捧げるような振りをして
前に全体重をかける動きだが、この動きを数百人レベルの人間の総重量が
持参してきたプラスチック製の柵にかかったら破壊するに決まってる。

まさかアイドルの現場で、しかも自分が当事者となって
こんな体験すると思ってなかったので思わず爆笑してしまった。
周りを確認して倒れそうな人の体勢を元に戻してあげたりした。

BiSメンバー達も心配そうにこちらを観るも曲は続行。
しかもそのままテンション高い2曲目『My Ixxx』が始まるも、
袖からスタッフが出てきて中止の合図。

やはり柵が破壊されたままでイベント続行は危険と判断したのだろう。
その後、しばらく研究員やアッパーズが騒然となる。
目の前の研究員の男性は、破壊された柵に手をかけていたせいなのか
指から血を流し、さっきまでのテンションが一気に落ちて、うなだれている。
これは爆笑とか言ってられないのかも、と思いつつも
こういう異様な事態を楽しんでる自分がいた。
ステージ袖でイベント主催者の嶺脇社長も心配そうにしている。

20年以上ライブ現場を観てきている中で、
こうして1曲目でお客が前に押し寄せすぎて、
公演が一時中断になった体験をしたのは、
1995年の代々木公園のブランキー・ジェット・シティのフリーライヴと、
1998年のフジロックでのジ・ミッシェル・ガン・エレファントの2回のみである。

ミッシェルのライブでボーカルのチバユウスケが、
「ロック好きな気持ち、分かるよ。でもお前ら、前に来るな!上に飛べ!」
いうような事を言っていた事を思い出していた。

そうしたら、BiSのスタッフがステージ上に上がってきて、
『ミッシェルのチバユウスケさんの言葉を借りて、「前に来るな!上に飛べ!」』と
同じ事を言っていてさすがに笑ってしまった。
つまりアップアップしろって事だ!

結局、この会場とBiSの相性が悪かっただけである。
そして皆、愛が溢れすぎてただけなんだよ!!

結局、柵は全て取っ払い、前に置いていた自分の荷物を確保しつつ、
皆、一歩ずつゆっくりと進み、ステージにひっつくような距離まで
前方に移動。

目の前の最前の研究員達は
「みんな、前に押すなよ!いいか、絶対に押すなよ!
振りじゃないから!絶対に押すなよ!!」
と叫び、
隣の研究員が「最前だって人間なんです!!」といった、
冗談めいた感じの口調の中で、押しつぶされる事への恐怖心が垣間見られた。
研究員って大変なんだなあ。



 結局、15分くらいの中断後、2曲目から再開。
その次には、もろミッシェルな激しいカッティングギターが特徴の
ファストビートナンバー『CHEALSEA』
そしてアンセム『nerve』で左から右への研究員大移動で、せわしなく暴れる。

メンバー自己紹介で筆者の隣で研究員が別の研究員を肩車した時に、
スーツを着た偉そうな役職のスタッフが上に乗った研究員に向かって、
「おい!降りろ!降りろっ!!降りろよ!!!!」と、
もの凄い剣幕で前のめりで怒鳴り散らしている姿にまたも笑ってしまった。

グループのリーダーとして堂々としたほんわかキャラだったプー・ルイ
しっかり聴かせる歌とキレの良いダンスと、時折荒ぶるシャウトなど、
ステージを掌握していたテラシマユフ
オシャレなロック少女という感じでチャーミングな笑顔を振りまき、研究員と気軽に言葉を交わすミチバヤシリオ
そして目が離せないカリスマのような存在感のヒラノノゾミによる4人のライブは、
その後は一時中断の時間が無かったような盛り上げを見せ、
Dorothy Little Happyのカバー曲『デモサヨナラ』で、
「オレモーーーーーーーーーーーーーー!!」と絶叫したり、
BPM遅めのラウドなへヴィロック『パプリカ』でヘッドバンギングをしたり。

最後は締めの定番、激情エモソング『primal.』で堂々と幕を閉じた。
結局アプガよりも3曲多い全13曲!







 台風のようなBiSのステージが終わり、
すっかり汗だくで息も荒れたままで、
さすがにそろそろ何か飲みたい!と思っていたところで、
再び、アプガメンバー7人が登場。
しかもそれぞれ手にはビニール袋にいっぱいのペットボトルの水を持っている!

「BiSさんのライブで皆さん汗だくになってるようなので、
お水を持ってきました!仲良く回し飲みして下さい!」
と、
メンバーは目の前のお客に次々と渡していく。

筆者は前の人から渡された水をある程度飲んで後に回そうとしたが、
誰も受け取らなかったので結局一人で飲み干した。

それにつけても、柵を取っ払ったからか
アプガのメンバーが目と鼻の先の距離で近い!
近すぎる!!
そんな中でBiSのメンバーも再び登場。

今日の柵破壊事件はアプガメンバーはどう思ってるんだろう、
怯えていないかなと心配していたのだが、

「柵だけじゃなく、会場も壊しちゃいましょう!」
隠れた破壊衝動を覗かせるような爆弾発言をする関根梓
そんな事言っちゃったら“破壊王”の異名を持つ
佐保ちゃんの顔が立たないよ!

『つんつべ♂』で共演経験もあるプー・ルイが、
古川小夏の肩を抱いて「この子とは何か同じ匂いを感じるんですよね~」と、
今月にあるBiSのオーディションに来たらどうかと勧誘したりしている。

最後となるアンコール曲は、11人全員合体による『nerve』2回目。
1番はBiSが前に乗り出してメンバーが無数のヲタに向かって指を接触させ、
2番ではアプガメンバーが前に乗り出して指を接触!
これにはアッパーズも興奮し、目の前にいる仙石の指に触れようと
接触乞食が群がる中で、身体を押しのけられようとするも必死に堪える筆者。

会場の盛り上がりは沸点のまま、共演曲は終了。

BiSメンバーが捌けて、アプガのメンバーがこの日の感想をそれぞれ語る。
「(こうした熱狂的な)この雰囲気、好きです!!」と、
さすが戦国時代好きの仙石みなみである。
本当はこうしたハードでカオティックな空間でアプガを観てみたいモンだが、
やはりライブの性質が違うせいか、それはまずありえないだろう。

森咲樹は研究員に向けて本日2回目の横浜大決戦の宣伝をしていた。

2時間半にも及ぶ(一時中断も含め)本公演が終了。
汗びっしょびしょでまだ筋肉が震えるも、
心地良い疲労感と満足感で胸がいっぱいであった。




 さて今回の2マン勝負、どちらかのグループに軍配を上げるかとしたら、
予想外のハプニングを含めて楽しめてしまったBiSの方か。

アプガは、筆者にとっても本当の勝負は翌週に控えているという中での
ウォーミングアップ的なライブだったので、これでヨシとする。


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 そして、いよいよあと2日後に迫った4月13日(土)は、
アプガの3rd ワンマンライヴ横浜BLITZ大決戦!!

Next Stageを駆け上がらんとする、
七人の偶像たちの勇姿を
絶対に見逃すわけにはいかねえんだよ!!
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