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2015年度劇場映画ベスト10 中間総括

お待たせしました。
いえ、お待たせしすぎたと言ってもいいかもしれません。

2015年1月から6月末までの公開作品で筆者が鑑賞した新作劇場映画は16本(複数鑑賞除く)。
その中でも素晴らしかった映画ベスト10本を選んで半年間の中間総括。


●●2015年度劇場映画ベスト10 中間総括●●
(1月1日~6月30日までの劇場公開作品対象)




第10位「寄生獣 完結編」


田宮良子の話と市役所襲撃の話を同時進行でテンポ良く見せていくところは上手い。

最後の後藤との対決場所が変更されてたり、
若干説明不足で唐突過ぎるところもあるものの、
実写ならではの工夫がされてて良かったと思う。
後藤が脱がなかったのは浅野忠信が肉体を絞らなかったから?

だが、実写化が難しい作品を良質な形に残せた功績は大きい。
阿部サダヲの棒読みのミギーの声だけは最後まで慣れなかった。
アニメ版の平野綾が見事なミギーを演じていただけに。


第9位「味園ユニバース」


赤犬がスクリーンで?!しかもジャニーズタレントと?!
しかも山下敦弘監督で?!と、驚きばかり先行したが、
しっかりとした人情歌謡ドラマとなっていて面白かった。

渋谷すばるの声質の良さを堪能とすると共に、最初から最後まで赤犬が出てて大満足!
ラストの、本来の赤犬のボーカルであるタカ・タカアキさんの気遣いが泣けてくる。
和田アキ子「古い日記」が作品中で重要な楽曲になってるのも良い。
でも金属バットを全力で頭部に振り下ろされたら確実に死ぬと思う。


第8位「セッション」


スパルタ禿げおっさん教師と純情ポテトボーイの熱血汗だく
流血ジャズセッションを通じての魂の邂逅が熱い!
ジャズには疎いが、ジャンルとしてむちゃんこ熱い音楽だという事に気づかされる。
やはりサントラ欲しくなる。
にしてもただただ早く叩ければそれでいいんか?と疑問を感じずにはいられない。
バディ・リッチとチャーリー・パーカーちゃんと聴いてみよ。


第7位「バードマン」


ほぼ全編、変拍子のドラムで高揚感と緊張感を掻き立てられる中、
1カット長回しで観ているかのようなシーンの連続性は目を見張るし、
言いようのない酩酊感、浮遊感が心地よい。

まあこれは題材的にアカデミー会員好きそうだし、
そらアカデミー賞獲るわな?。
最初と最後のドラム音と同時に出たり消えたりするキャストクレジットがむちゃんこカッコ良い!
ブリーフ姿であぐらかいたまま空中浮遊するマイケル“麻原”キートンには笑った!


第6位「はじまりのうた」


前作の大傑作「once ダブリンの街角で」に続き、
男女間を音楽という頑なな絆で結ぶ一期一会の瞬間を捉えた作風。
サントラ欲しくなるのも「once」同様。
今回は更に掘り下げた内容になってて、やはり良かった!
K・ナイトレイは前歯の形がかわいい。
出っ歯じゃなくて引っ込み歯なんだよな。

面白いのはエンドロールまで別画面でまだ話が続いてて、
最近の仮面ライダーの劇場版を想起させる。
まるーん5のボーカルの歌でクライマックスが盛り上がるのが若干モヤッときたけど。


第5位「私の少女」


ショートカットのドゥナッペやはり最強。
「アジョシ」の頃から成長したキム・セロンとイチャコラしてるシーンの数々は
ニンヤリ止まらずいつまでも観ていたい。
疑似親子視点としても百合視点としても楽しめて
キュンキュンくる人間ドラマでドゥナッペの新たな傑作!

余談だけど、村の皆が集まって飲んでカラオケをするシーンで、
かかった曲がパク王子の『シャバン☆シャバン』!
出演の男優がベロベロに酔った状態で歌うんだが、
俺は思わずスクリーンを見ながらシャバシャバ~ン♪と口ずさんでいたね!



第4位「ジェームズ・ブラウン 最高の魂を持つ男」


主演の人が、自然にJBに見えてくるほど口調や仕草もそっくり、
股先開脚ダンスや高速ステップなど、
ステージパフォーマンスを熱く見せていて心拍数が上がるほど惹き込まれる!
現在も脈々と継がれているゴッドファーザーオブソウルのルーツに熱くなった!
ショットガンを事務所で発砲し警察に追いかけられるシーンも再現してて最高!
今年何本目かの音楽映画の傑作!


第3位「幕が上がる」


こんなにも大げさなギミックも無駄な笑いも無い、ストイックな青春映画だったとは!
それでいて良質なアイドル映画としても両立していて驚く。
とても「踊る大捜査線」の監督とは思えないくらいに、
青春ドラマの醍醐味をビシビシ感じられるほど良くて、全編ウルウルきてた。
3年ぶりに、ももク口熱が映画観てる間戻ってきた!


第2位「君が生きた証」


校内乱射事件で死んだ息子の作った歌を唄う親父の物語というだけで
序盤からグッと来たが、中盤で明らかになる事実を知った後、
息子の遺した歌がまったく違った印象を受け、
複雑な困惑と高揚感に打ち震えるラストでスクリーンが見えなくなりそうなほど崩涙。

本作で出演もしてるヒゲのおっさんで俳優のウィリアム・H・メイシーが監督というのも驚き。
音楽映画としても、親子の人間ドラマとしても見事なバランスで両立された出来で、
観たらサントラが絶対欲しくなる!

「はじまりのうた」も良かったが、鳴らされる音楽の意味も重みも違う
「君が生きた証」観賞後の、打ちのめされる衝撃と余韻があまりに響きすぎて
思い出すだけで泣きそうになる。
若いバンドマンの話でもあるのも自分の好みに合っていて超良かった!


第1位「マッドマックス 怒りのデス・ロード 4DX版」


初日に観て、5日後に2回目を観た後の興奮と熱狂ぶりは、
既にブログに綴ってる。

上映期間中のわずか1ヶ月ちょっとの間に、
金を払って6回(1週間に1回必ず)鑑賞したのは生涯初めて。

1回目 IMAX 3D字幕
2回目 4DX字幕
3回目 4DX字幕
4回目 2D字幕
5回目 3D吹替
6回目 2D字幕 立川極上爆音上映


色々なバージョン観たけど、2回目の、全身で感じる4DX版が、
本当に生涯ベストに入るほどの至福の体験だった。
終映後、場内が明るくなっても感動が収まらず、
衝動の赴くままに涙が止まらなかった。

今年もあと5ヶ月、これを越える映画はそうそう無いだろうし、
これから数年先あるかどうかもわからない。

そもそも本作を娯楽映画の価値基準にすると、
今後ほとんどの映画が退屈に見えてしまう危険がある。


これまでハリウッド映画の生涯ベスト1は、
ロバート・デ・ニーロ主演のアクションロードムービー『ミッドナイト・ラン』(1988年公開)だったけど
遂に27年経って更新した!

この映画の素晴らしさ、美しさ、熱狂をうまく言語化するのはホントに難しい。
とにかく劇場でかかっているうちに、この奇跡のような映画を
スクリーンで観られるうちにとっとと体験して感じろ!としか言えない。
なぜこんなに熱狂され、心を突き動かされるのか、観なければわからない。

ちなみに8月1日に7回目、立川の極上爆音上映を2回目行く。
まだまだ宴は終わんねえ!!





2015年映画中間総括ベスト10

第1位 マッドマックス 怒りのデス・ロード 4DX版
第2位 君が生きた証
第3位 幕が上がる
第4位 ジェームズ・ブラウン 最高の魂を持つ男
第5位 私の少女
第6位 はじまりのうた
第7位 バードマン
第8位 セッション
第9位 味園ユニバース
第10位 寄生獣 完結編




以上、2015年の映画中間総括でした。
それではまた、半年後!




ちょっとガッカリしたワースト映画はこちら。

2014013020000968f.jpg
『ソレダケ / that's it』

石井岳龍監督の最新作であり、ロック映画という事で楽しみにしていたが、
特別新しいモノをそこに見いだす事はできなかった。

やかましい爆音で鳴らされるロックと映像があまりマッチしてるとは思えず、
中盤からダレるので、寝落ちしそうになった。
これだったら不条理すぎて笑える「生きてるものはいないのか」の方が
良かったな~。
あと、さすがに染谷将太はもう色んな映画に出すぎてて、見飽きてる。

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