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11/8(sat) 中村一義 at 江戸川区総合文化センター

【3本目】

中村一義 at 江戸川区総合文化センター


 今回やってきたのは、総武線新小岩駅から歩いて15分ほどにある江戸川区総合文化センターにて
行われる中村一義(以下、中村くん)のコンサート。

江戸川区の同会場でコンサートを観るのは初めてだが、
今後のライブ予定に山下洋輔、スタイリスティックス、一青窈など並んでいて
メジャーなアーティストも並んでる事から、
コンサートホールとしてもよく使われているらしい。


中村くんのコンサートに行くのは、バンド形式の100s名義として、
渋谷AXで観た2005年以来、実に9年ぶり。
ソロ名義としては、2002年の同じくAXで観た以来、12年ぶり。

そんな久しぶりすぎる環境の中、
自分も地元から近く、江戸川の土手は幼少期から犬の散歩コースに使っていて
縁深いものがあるし、中村くん本人の地元である江戸川区で
コンサートを観られるのは、またとない機会というのもあり、
楽しみにしていた。


ちょっと話が長くなるが、筆者と中村くんの音楽との出会いは、
1997年にロッキンオンのディスクレビューでたまたま渋谷陽一が
デビューアルバム『金字塔』について語っていて、
なにやら「驚異の天才新人が現れた」とのたまっていたので、
ちょうど同時期に日本一好きだったバンド、
ブランキー・ジェット・シティの新作『LOVE FLASH FEVER』が発売していたので、
新宿のヴァージンメガストアに買いに行くがてら試聴してみたら、
ポップな楽曲のクオリティの高さや一聴してインパクトを与えるハイトーンボイスなど、
耳から耳糞が爆発するくらいの衝撃を受けて、ブランキーのCDと一緒になんの躊躇もなく
アルバム『金字塔』を手に取ってレジに走ったのだった。
それ以来、CDにキズが付くほど聴きまくった。

翌年1998年に出たセカンドアルバム『太陽』は、
ジャケットの撮影場所が江戸川土手だったり、前作に比べギミックのない、
よりストレートなポップアルバムだったり、
実際に江戸川土手(他の川の土手でも)で聴くには最高のサウンドトラックだったり、
聴くとその時の自分の大学生活を思い出したりして
彼のこれまで出した5枚のアルバムの中では間違い無く最高傑作である。
こちらも音飛びしそうになるほどキズが付くほど聴き貪っていた。


しかし、彼に対してはひとつだけ不満があった。
それは、1997年から2000年に至るまで公にライブ活動をしてこなかった事。

中村くんのインタビュー本「魂の本」によると、
所属事務所と契約する前に「ライブはやらない」という公約をしていたと言う。

理由としては演奏を預けられるバンドメンバーがいない状態だったから
ライブ活動をするまでに5年もかかったというのがあったらしい。

『金字塔』『太陽』などのアルバムツアーを是非とも
やって欲しかったのだが、そういう理由ならしょうがないと諦めていた。
それだけに2000年に、遂にライブ活動を始めると聞いた時は本当に驚いた。



そして月日は流れ、2014年。
自身初となる江戸川区でのコンサートは、中村くん本人も切望していたものだったらしく、
選曲も初期のものから多いのかな、と期待しながら会場へと向った。

会場は約1500人ほどが入る市民ホールで、多少後ろの座席でも
ステージがよく見える造り。

男女比率は、女性客の方がやや多めという感じ。
かつてのロック少年・少女たちが10~15年くらい歳を経たような人達が
集まってきてるような客層だった。

10分遅れで遂に開演。
なんと、場内右横の入場口からチャリンコに乗った中村くんが登場!
まるでその姿は、自宅から近所のTSUTAYAにDVDを返しに行くついでに
ふらっと会場に寄ってきたような、地元ライブ感がよく出ている演出

凄く良い!



1曲目はデビュー曲『犬と猫』でスタート。

『金字塔』から4曲、『太陽』からも2曲もやってくれて、
筆者は特に、おそらくこれまでのライブ活動でもやってこなかった、
序盤の『太陽』からの4曲目「再会」の生演奏を目の当たりにして、
もはやこの1曲を聴けただけで5800円の元を取った気分で口ずさみながら心躍らせるも、
周りの反応はイマイチ。
「おいおい、中村くんのライブってこんな地蔵ばっか多かったっけ?」と
思ってしまうほど、序盤から中盤までは静かな立ち上がりと言えた。

惜しむらくは、中村くんは終始、手前の歌詞カードを観ながらの歌唱なので、
慣れてない曲は下をうつむきがちだったのが残念。

そして、中村くん本人も「彼女無しではライブの実現も難しかった」とMCで語っていたが、
バンドメンバーの紅一点、コーラス担当のあずままどかが
中村くんのハイトーンボイスに近い声質を持っていて、
ボーカルをサポートする役目として楽曲のクオリティを支え、
十分に活躍していた。

後半以降はたたみかけるように、やはりこれまでのライブ活動で演奏する事の多い、
盛り上がり度も大きい、3枚目のアルバム『ERA』と4枚目のアルバム『100s』の曲の連続で、
客席も徐々にヒートアップ。
本編は『金字塔』を象徴するような1曲、『永遠なるもの』で締め。

インタビュー本『魂の本』でも語っているが、幼少時代から
過酷な家庭環境で育った経緯など、江戸川区には
悲喜こもごもな思いがあるからか、最後に、
『やってやったぞ江戸川ーーーーー!!!!!』
と叫び、去っていった中村くんだった。

アンコールは、『ロックンロール』、『キャノンボール』と鉄板の盛り上げ曲で
約2時間に及ぶライブは終了。

『来年もまた江戸川でやっていいかなー?』という中村くんの問いに、
大きな拍手で応える客席の反応を聞いて、『よし、決定!』と
来年の江戸川公演を約束してくれた。



ただ、正直言って、だいたい演奏する曲、盛り上がる曲が
パターン化されちゃってる気がするので、
これまで演奏される機会の無かった『金字塔』『太陽』からの曲を
もっと歌って欲しいし、何より、新たにライブで盛り上がれるような新しい音源を早く!
という期待を込めて、来年の江戸川公演も足を向けたいと思う。






4本目のライブは、11月19日(水)!

岡村靖幸 at EX THEATER ROPPONGI


筆者は、「電話なんかやめてさ 六本木で会おうよ」と
歌う『カルアミルク』を何度聴いてきた事か。
遂にそれが本当に実現する。岡村ちゃんと六本木で会えるのだ。
これがどんなに凄い事か、ファンだったらよく分かっているはず。
先日の早稲田大学での危険信号を放った身体を見て、若干不安はあるものの、
とにかく六本木で会えるのだ。

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