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5月30日~6月7日に観た映画

●5月30日に観た映画
『バスケットケース』(DVD)


てっきり、80年代的ナンセンスばかホラーコメディなのかと思ったら全く違い、
確かに映像や演出などチープ感丸出しではあるが、
根底にあるのは双生児の悲し過ぎる末路を描いたシリアスホラードラマだった。

おぞましい奇形の姿で生まれ切り離された兄の言葉にならない
悲痛な叫びに胸がかきむしられそうだった。

一般的に良い意味で使われる事の多い、
「絆」というけして逃れられぬ言葉の意味や因果について考えてしまった。
傑作ゥゥゥゥゥゥ!!

ちなみにホラー映画大好きの荒木さんの事だから、
ジョジョ第3部の『女帝』の人面疽スタンドは、本作のキャラクターを基に
作られたのではないか。








●5月31日に観た映画
『バスケットケース2』
『バスケットケース3』
(どちらもVHS)


『1』も観た事だし、随分前に中古ビデオ屋で
1本100円で買ったVHS『バスケットケース2』、『バスケットケース3』を続けて観た!

『2』は、『1』の最後でビルから飛び降りた2人は実は生きていた!
という、いきなりありえない続きから始まり、
『1』のシリアスな雰囲気を完全に覆す、ご陽気ばかホラーコメディと化していた!
(というかもうホラーですらない)

特殊造形を施した奇形人間大集合!
でも皆、心優しい奴らという設定で、彼らをスクープネタとして狙う、
人間の欲深さを描くという構図に。
最後のベリアル兄貴とイブの奇形生物同士のセックスとか腹がよじれるほど笑った。


『3』は奇形生物同士でセックスして出来たベリアル兄貴とイブの子供、
12つ子誕生!(途中一人死亡)
ビッグダディもビックリの大家族っぷり、そしてその後、
保安官に殺されたイブと子供の復讐をする奇形兄貴を描く!
しかも『エイリアン2』のようなパワーローダーを操縦して保安官に立ち向かう兄貴!

最後は日陰者だった奇形人間達が外に飛び出し、テレビの生中継をジャック、
人間社会に降臨宣言する、怪物博士のお婆ちゃんの
『我々を嫌がったり文句がある奴はかかって来いやあ!!』という
力強い声明と共に、堂々と生きていく宣言は何とも気持ち良い。


『2』と『3』は同時期に製作されて怪物博士のお婆ちゃんが主役みたいなもんなので、
もはや『1』とは切り離して(ドゥエインとベリアル兄弟のように)考えた方が良い。

監督も別の作品を撮るための条件として続編を撮ったという位やっつけ仕事だったらしく
世間的には当然のごとく不評らしいけど、俺はこういうの嫌いじゃない。








●6月1日に観た映画
『宇能鴻一郎の濡れて打つ』(DVD)


『エースをねらえ!』をパロった爆笑に次ぐ爆笑のスポ根エロドラマ。
鬼コーチの肉棒注射やべえ!
エロを根底にしたコメディという点で『みんな!エスパーだよ!』は
こうした80年代ロマンポルノの系譜で成り立ってるのは間違い無い。
55分という短さもテンポ良くて良いんだよなあ。

でも園子温が撮ったピンク映画『性戯の達人 女体壺さぐり』は
同じく下らないエロコメディだけど、そこまで印象に残ってないんだよなあ。






●6月2日に観た映画
『スウィーニー・トッド』(VHS、監督:ジョン・シュレンジャー)


VHSで観た為か、ロンドンらしい薄暗くてぼんやりとした世界観は
イイ画だったものの暗すぎて何が起きてるのか分からん。

話の運び方が雑すぎて話として面白くないし、
血飛沫などの残酷描写は皆無と良いトコ無し。
ベン・キングスレ-は良い演技だったとものの、
ガキに背中刺されたくらいで即死とかあっけなさ過ぎ!
バートン版がいかに誠実で秀逸な作りかがわかった。








●6月3日に観た映画
『ザ・コミットメンツ』(VHS)


ダブリンで労働者階級のソウルバンドを結成する為に個性の強いキャラが大集合。
素人ばかりの11人の大所帯バンドは最初はメチャメチャだった演奏が
徐々にグルーヴしてきて、クライマックスでは強烈なソウルを叩き付け観客を熱狂させた後に
それまでの鬱憤が爆発するかのように全員喧嘩別れで分裂して解散!
という潔い展開が鮮やかすぎる大傑作!
バンド活動における、あるある人間模様がぎゅっと凝縮されて群像劇としても見応えある。

ベットベトのソウル音楽が心地良すぎて、これ凄く好きーーー!
サントラも聴かなきゃ!

ちなみに『once ダブリンの街角で』のグレン・ハンサードも出演していて、
そのまんまの役柄で出ているのも良い!








●6月4日に観た映画
『エスケープ・フロム・L.A.』(VHS)


西暦2013年が舞台とまさしく今でしょ!で、男前な主人公スネークさんの
『The Future is Right Now!(今が未来だぜ)』という台詞がシビれるうううううううううう!

なぜかスネークさんがサーフィンやパラグライダーやバスケに挑戦したりと、
まるで80年代の新春かくし芸大会の井上順の映画パロディコントのようなノリで、
良い意味でユルさも挿まれたSFアクション活劇として凄く楽しめた。

そしてクライマックス、政府が開発した機密兵器を起動させて、
全世界のエネルギー技術を無力化させた中で
『Welcome to the human race(人間に戻れたぜ)』と呟いて終わるのもまた痺れる!
現代への警鐘として今でも有効なメッセージ!

今作で何よりも驚いたのがTOOLの『Sweat』が劇中で使われていた事。
街中の喧騒のシーンで流れてたけど、
今じゃ映画にTOOLの楽曲が使われるなんて絶対ありえないからレアだったなあああ!!!








●6月5日に観た映画
『ドラゴン特攻隊』(VHS)

個性的なキャラ達による将軍奪還作戦のはずがアマゾネス軍団やキョンシー、
ハーケンクロイツのマークが付いた車(!)に乗った侍の集団に襲われたりして
爆破シーンも異様に過剰でど派手で笑える!
まるで梅宮番長のようなボスがいない『不良番長』のような、
子分達だけの珍道中のいい加減なノリ、たまんねえ!!

クライマックスは侍の集団に囲まれてそれまでの主要キャラがほぼ全員死亡!!
そして、それまでチョイ役だったはずのジャッキーとジミー・ウォングとのラストバトルが熱い!(下の動画参照)

さんざん殺しておいて最後にジャッキーの『戦争反対!』という
捨て台詞の説得力の無さもたまんねえ!







●6月6日に観た映画
『ギニーピッグ2 血肉の華』(ニコニコ動画)


昨今のスプラッタ映画に見慣れた身からすると、
85年の時点にしては特殊造形が良い仕事してると感心する反面、
効果音が嘘くさい程おおげさなのが残念。
首がポーーーーンと飛ぶ様は黒ヒゲ危機一髪みたいだった。
人間の身体の重さがもっと出てたら更にリアルだったが。
おい、チャーリー!こんなの見分けられないで役者やってんなよ!

でもこれ、80年代当時に小中学生の時に興味本位で観てたら
しばらく頭から離れないほどトラウマ確実だったわー。
(その前に15歳未満は借りられないが)
海外映画と違い、日本特有の暗く淀んだおどろおどろしさも不気味!
けど、物語が無いに等しいただの人間解体ショーだったのはちと残念。

今作の影響下にあると思われる2009年公開『グロテスク』は、
非道な残酷描写も含め、ラブストーリーものとしてちゃんと映画として楽しめたけど。





●6月7日に観た映画
『BE FREE!』(VHS)


羽賀研二主演の青春学園モノというだけで、もうレア感たまんねえ!!
江川達也の原作の実写化との事だが、原作読んだ事ないので比較出来ない。
オープニングいきなり、伊藤かずえに対して羽賀研二が
『セックスしませんか?』と声をかけるところで、
この映画に対する期待感が一気に上がる。

てかこの羽賀教師、なんでも肯定するゆとり教育より緩すぎる
放任教育でさすがに酷すぎる!

何故かクライマックスは、羽賀教師は何を思ったか、
校内をバイクで爆走し、理事長室からショットガンを盗んで、伊藤かずえの手を取り、
銃をぶっ放しながら屋上を目指すという気ちがい暴走行為!

もはや羽賀版『高校大パニック』状態!
(要は夕焼けをバックにして伊藤かずえに告白したかっただけなのだが)
しかもそこまで愛をむきだしたのに最後はフラれるという哀しさ!

桑名正博が悪い理事長役だったりするのも意外で面白い。
80年代の軽薄な空気感を切り取った作品で楽しめた。

DVD化はまず絶望的なので、50円で買ったVHSは捨てずにとっておかねば。
羽賀研二も早くBE FREEになるといいね!

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