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1/9(fri) 沢田研二 at 渋谷公会堂



筆者が2009年から参加し始めた沢田研二(以下、ジュリー)の正月コンサートも、2015年で7年!
毎年、1年のライヴ始めはだいたいジュリーのコンサートと相場は決まっている。
(去年はアプガの赤坂BLITZ公演が元日からあったけど)
今回のライヴタイトルは「昭和90年のVOICE∞」と、意味深で面白い。

気になる2015年版ジュリーの姿は、いつもの白髪に白い髭を更に伸ばして、
体格は、美味しいおせちを食べ過ぎたのか、もふもふしているため、
リアルサンタクロースと呼んでも差し支えない印象。

コンサートの内容は、いつものように、一見さんお断りの
アルバム曲で占められているセットリストで、ジュリヲタにはたまんねー選曲!
そこに、たまにヒット曲を挿み込む構成は楽しい!

今回は1曲目からいきなりヒット曲の「LOVE ~抱きしめたい~」からスタートし、
序盤は90年代のアルバム曲が多かったような気がする。

2012~2014年まで3月11日に発売してきた、
東電・福島・反原発 三部作(勝手に命名)シングルの全12曲から
もっと聴きたかったが、「FRIDAYS VOICE」と「カガヤケイノチ」の2曲のみ。

その後も歴史的傑作2枚組ロックアルバム『耒タルベキ素敵』から、
大好きなビッグバンドナンバー『ねじれた祈り』や、
「2015年もくたばってなかった 驚いているのはこの僕なんだよ」と毎年年数を増やして歌う『A.C.B』
ぴょんぴょん飛び跳ねる姿が愛くるしい『生きてる実感』
そしてアンコール最後の曲は『遠い夜明け』と、4曲も演奏!

本編も滞り無く終了し、いつものアンコールのMC。
毎年毎年言っている自虐ネタは今回は一切無し。
神妙な面持ちで、「今年は不言実行、大人げなくやってきます」ともMCで言ってたが、
それいつもと同じじゃん!とツッコむ暇も与えず続けて、
「最近は暗い話題ばかりで、日本はこれからどんどん悪い方に向かっていくんでしょうね」と溜め息まじりで語り、
ノン気に「ジュリー!」と声援を送る客席(オバちゃん達)にジュリーは
「もう自分には関係無いなんて言ってられないぞッ」
とちょっと強めの語調で投げかけたその表情はおどけていたが、
目はまったく笑っておらず、本気で今後の日本を憂いているようだった。

こんなに一切ジョークも飛ばさないシリアスな雰囲気のMCは、
2009年から毎年、正月コンに参加して以来、初めて。
いつもなら10分近くMCで話すのに、今回はそれだけを語り、本当に身に詰まされる気持ちだった。

ジュリーのメインのファン層は、四十数年以上追いかけ続けている女性が多いので、
政治の話は無関心な人が多いのか、ジュリーが何故、あんなにも絶望的な表情だったのか
読み取れた人はどれだけいたのだろう。

その後に歌った「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」には、
今どれだけジュリーが日本を憂いているかが、透けて見えるかのようだった。
「遠い夜明け」という曲で終わるのもまた考えさせられてしまう。

それにしても、メジャーな還暦の歌手で、
ここまで今の日本の将来を憂う発言を公に声に出しちゃうなんて、
どう見ても業界的にはマイナスの印象としか取られないのに、
ジュリーはそれでも自分の意見を貫く姿勢に、自分が理想に思うロックスターの姿を見るようだった。
やっぱしいつの時代でもかっこいいけど、今のジュリーが一番かっけえ!
本気で日本の行く末を心配してるだけなんだよジュリーは。

すべての曲を歌い終えて、最後の最後に、
「今日は何の日ですか?そう、サリーの誕生日です!」と、
サリーとついでにタローも舞台に登場し、ジュリーと抱き合う姿は新年早々いいものを観られた。
あんなにシリアスなMCを聴かされてどんな曲聴いてもユウウツだっただけにホッコリしたょ。

次は、ツアーファイナルの1月20日(火)の東京国際フォーラムホール公演を観戦予定!

ジュリーのソロデビュー以降、毎年欠かさず、四十数年にも渡り、地道に粛々と着実に
毎年行われる正月コンサートも、いつか終わりの日が来てしまうのだろうか…。


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2014年度劇場映画ベスト15本総括

お待たせしました。
いえ、お待たせしすぎたと言ってもいいかもしれません。

2014年公開作品で筆者が鑑賞した新作劇場映画は38本!
2013年は13本だったのに比べれば、
近年でもかなり頑張って観た方じゃないでしょうか。

そんなわけなので、素晴らしかった映画ベスト15本を選んで総括。
2014年は特に豊作だったし、正直もう10本に絞りきれないんだよ!!
10本にしなきゃいけない決まりなんかねーだろがぃ!!
ちうわけで、まずは11位から15位までランキング公開!


●●2014年度劇場映画ベスト15 総括●●
(1月1日~12月31日までの劇場公開作品対象)




第15位「レゴ・ムービー」

全編レゴで出来た世界のジェットコースタームービーでありながら、
おもちゃにまつわる大人と子供の心の交流を描いていて秀逸。


第14位「るろうに剣心 京都大火編~伝説の最期編」
特に思い入れのない漫画原作だが実写映画としてはむちゃくちゃ面白かった。
日本が胸を張って世界に誇れる活動時代劇作品として残っていくのでは。


第13位「ザ・レイド GOKUDO」
2時間半という長尺の中で、気ちがいじみた激しいアクションだけでなく、
「ゴッドファーザー」的なマフィアの親子の確執も盛り込み、
シチュエーション映画のイメージからの脱却を図っていて飽きずに楽しめた。


第12位「ジャージー・ボーイズ」
「君の瞳に恋してる」の原曲を歌っていたのが主役のフランキー・ヴァリだったのを知って衝撃。
公開前に来日公演を済ませてしまっているのが大変勿体無い。
それほど、観終わった後に彼らの曲を聴きたくなるような映画だった。



第11位「ドラッグ・ウォー 毒戦」

実録麻薬犯罪捜査モノとして一切の感傷やドラマ性を排する中で
人間の愚かさや恐ろしさや可笑しさを描き、
まるで救いの無い結末まで気が弛めない緊迫感にシビれる!
その沸点となるクライマックスの小学校前での、
容赦なき隣接車輌銃撃戦の凄まじさはさすがジョニー・トー監督!





続いて、1位から10位まで順に発表!



第10位「西遊記 はじまりのはじまり」


チャウ・シンチー監督の6年ぶりの新作という事で公開前から
どうしても期待値は高まるばかりだったが、
その期待に応えてくれるような西遊記の序章を独自の視点で描く、
エゲつないノリで通した爆笑作品。
クライマックスでは泣かせつつもツッコミ無用な壮大なスケールの話に持って行く演出は、
さすがの手腕と唸らされた。
最後に、日本の某刑事ドラマの有名なテーマ曲がかかるシーンはあまりにも卑怯過ぎて爆笑。




第9位「ベイマックス」


まずは、本編前の、犬を題材にした短編『愛犬とごちそう』でいきなり崩涙。
(でも、人の食べ物(ジャンクフード)を犬にあげているのが動物虐待だという意見もあるらしい)

公開前の予告編でてっきり、ふわふわぷにぷにお世話ロボと
少年の心温まるハートウォーミングドラマなのかと思わせておいて、
日本の数々のアニメにリスペクトが込められた、
本格バトルアニメだったというギャップに驚愕。

それでいて、そこはやはりディズニーなのでクオリティは極上。
人間とロボの強固な相棒関係という意味では「電人ザボーガー」を想起せずにはいられなかった。
昨年のパシリムに続き、ロケットパンチに大興奮!
女性キャラクターのGO GOが「キルラキル」の纏流子とヒットガールを組み合わせたような
ルックスだったのも良かった!




第8位「ゴーン・ガール」


結婚怖い!女怖い!
夫婦という他人が集まった共同体について、
これでもかという程の恐ろしさを提示してきて、
既婚男性はもちろん、これから結婚したい男性にも、
うすら寒くなる恐怖を与える、後味の悪さがしばらく後を引くホラー映画。
トレント・レズナーの音楽が更に恐怖心を煽る。
主役の旦那役の男優が、妻役の女優にベロンベロンとクンニリングスをするシーンがあるが、
格好自体が、その後の2人の服従関係を描いているようだった。

本作も「ベイマックス」同様、予告編で騙される作品。




第7位「恋のプロトタイプ」


胸に刺さる、共感度数が振り切れるほどの、
観る者(それに該当する人)を肯定するSF青春映画だった。
そして本作も「ゴーン・ガール」同様、「女怖い!」と思わされる作品だった。
主演の男優の風貌や表情や演技が、本当にアイドルの現場にいそうな
リアル感を持っているのが作品世界への没入度を上げていた。

ヒロイン役の星咲優菜が凄く巨乳な美人というアンバランスな組み合わせというのも、
ラストの、主人公の若さゆえに踏み違えた結果による、
喪失感と惜別の悲しみの嗚咽が胸に響いてくるようで、心のざわつきが止まらない、
後味の残る作品だった。




第6位「泣く男」


野々村議員の号泣会見という芸人殺しの話題も冷めない中で公開された本作は、
監督の前作「アジョシ」が父性なら、本作は母性がテーマとも言え、
より冷酷で無口な殺人マシンの話だが、より切ない人間ドラマだった。

中盤から息もつかせず畳み掛ける殺し合いが凄くて惹き付けられる。
狭いマンションの一室での秒速ナイフ殺陣最高!
ラストのケリの付け方もあまりにもカッコ良すぎるし眩しすぎる。
終映後は男でも惚れる男像に、うおおおおおんと泣く男となった筆者。




第5位「ソウル・ガールズ」
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実話に基づく愛と夢と衝動と歓喜の青春ソウルパワー娘 from アボリジニ to 戦火のベトナム慰問行脚!
も〜ノレて痺れて泣かされた!何の為に誰の為に歌を唄い、
歌に救いを求めるのか、その答えが本作にはあった。
ソウル音楽を愛する人間なら絶対に観るべき映画。
人種差別というマイナスからのスタートなめんな!
という叫びがこだまするすがすがしい1本。
「ドリーム・ガールズ」を意識した邦題だけど、それより遙かに面白かった。




第4位「ライヴ」
original.jpg

井口昇監督作品では屁で空を飛ぶ女優の姿に涙した事があるが、
本作は両腕電ノコガール(新ポワトリンを鮮やかに演じた入来茉里)の勇姿に落涙!
大野いと、森田涼花、亜紗美と女優陣が大活躍でワクワクしながら観入った!
最後の撃ち合い競争シーンもグッときた。
方便丸出しの大野いとカワイイ!

井口監督作品の中では、「片腕マシンガール」「戦闘少女」「電人ザボーガー」と並ぶ、
好きな作品がまたひとつ誕生した。




第3位「百円の恋」


女版「ロッキー」を邦画でここまで実直に描いた作品なんて無かったのでは?
というくらい“女子ボクシング”という、観たことのなかった斬新な内容に興奮。
それでいてラブストーリーとしても秀逸。
登場人物もそれぞれ個性があって印象に残る人達ばかり。

主演の安藤サクラ扮する32歳無職実家ひきこもりという底辺の女がある事をきっかけにして、
女子ボクシングにのめり込んでいく姿は、「ミリオンダラー・ベイビー」の
ヒラリー・スワンクを想起させる力強さ。
ただじゃ負けねえ美学を体現し、十分すぎる説得力をもって演じたのは凄いし、胸が透く。
観終わって、自分も筋トレを再開しなければと思った。




第2位「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」


基本的にSF映画なんだけど、チーム物として、
それぞれのキャラクターの人物描写も丁寧で感情移入出来て最高!
熱くて拳が唸り気持ちアガる!
アライグマ萌える!
心優しい大木男かっこいい!
クライマックスの手を取り合っての最後の攻撃も熱血的展開でグッとくるーーーーー!

各シーンの楽曲の使い方も上手い。
出撃のシーンでかかるランナウェイズの「Cherry Bomb」とか
キャラクターの気持ちとシンクロして昂ぶって鳥肌立った!
ラストにかかるマーヴィン・ゲイとタミー・テレルのデュエット曲
「Ain't no Mountain High Enough」も、恥ずかしながら
本作で初めて知ったがあまりに良い曲で、すぐにサントラを購入したほど。

2014年に北米だけで3億ドルと特大メガヒットを飛ばしたのは、
もう一回スクリーンであいつらに会いたいという人が多くリピート鑑賞したからだろうな。
それだけ観賞後感の良い作品だった。




第1位「グッバイ・アンド・ハロー 父からの贈りもの」


本作は1997年に若くして溺死した、音域の広い歌唱力で“奇跡の歌声”と称された
伝説の歌手ジェフ・バックリィと、その父であり同じく若くしてドラッグ中毒で亡くなった
歌手ティム・バックリィの2人を同時に描く親子の郷愁を描く人間ドラマ。

筆者はジェフ・バックリィを20年聴き続けているという事もあり、
1994年に発売された唯一のアルバム「GRACE」の発売20周年記念として、
本作を日本語字幕を付けて公開してくれただけで無条件崩涙。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」も素晴らしかったが、
ニッチ過ぎてDVDスルー確実と思っていた題材の作品を、
日本で劇場公開してくれた配給会社の英断に感謝の意味も含めて、
文句無く2014年の第1位に選出。

歌手だった親父のトリビュートライブが教会で行われる
数日間を描くのが物語のメインだったが、
同時にジェフバクが自分の曲を書き始め歌手を志すきっかけとなる、
エピソードゼロ的な話で大変沁みた。

ジェフバクと実際に共作してた事もあるゲイリー・ルーカスとの「GRACE」の
イントロの片鱗をセッションするシーンはこの曲をもう20年聴いている自分からしたら、
その名曲が生まれる胎動のシーンを見せられて鳥肌立った。

クライマックスの、親父の歌を唄うシーンにも痺れた。

ジェフバクを演じたペン・バッジリーは風貌も歌声も名前も似てるので思わず、
ものまね芸人の一木ひろしとかまねだ聖子みたいな人たちを想起させる。
レコード屋でおどけてモノマネしながら唄うシーンは本人の生き写しかと思うくらい似すぎてて良かった!
ジェフ本人も実際のライブでMCで物まねしたりおどけててお客を楽しませてたし、
よく研究しているなァと感心した。




第1位 グッバイ・アンド・ハロー 父からの贈りもの
第2位 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
第3位 百円の恋
第4位 ライヴ
第5位 ソウル・ガールズ
第6位 泣く男
第7位 恋のプロトタイプ
第8位 ゴーン・ガール
第9位 ベイマックス
第10位 西遊記 はじまりのはじまり

第11位 ドラッグ・ウォー 毒戦
第12位 ジャージー・ボーイズ
第13位 ザ・レイド GOKUDO
第14位 るろうに剣心 京都大火編~伝説の最期編
第15位 レゴ・ムービー




以上、2014年の映画総括でした。
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