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12/30(wed) callme at 川崎クラブチッタ

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12月30日なんて日は、2015年のライブ納めとして、
callmeのアルバムツアー最終公演 in 川崎クラブチッタ。

思い起こせば、今年7月の中野サンプラザ公演をもって
Dorothy Little Happyから、callmeとして活動を始めていた
RUUNA、MIMORI、KOUMIが卒業。

その、自分を含む満員となった2000人以上が集まった
一番大事な卒業公演の最後のMC内で、
MIMORIはMC中に号泣しながら膝から崩れ落ち
しばらく立てなくなり、
グループに残るKANAと、去るRUUNAとが
「あの時もうグループは終わってもいいと言った」
「いやそんな事言ってない!」
などと、
互いに遺恨を残すような不毛な言い争いを突如始め、
お客も口を挟めない程の緊迫した状況に。

もはやメンバー卒業というアイドルのセンチメンタルな行事が
最後の最後でどっちらけな雰囲気になるという最悪な事態に。

楽屋で話すべきな一番お客に見せちゃいけない部分を見せて
しまい、
どんなに楽曲やパフォーマンスが優れていても、
最終的にそのメンバーがお客に嫌な気分にさせたら
プロ失格でしょ…と素人目から見て思い、
残尿感の中、トボトボと足取り重く帰ったのも記憶に新しい。

そうした晴れ晴れとした旅立ちとは言えなかった、
グループ卒業公演からわずか3ヶ月で、
callmeのデビューアルバム「who is call me?」発売。

驚愕。
ドロシーの頃より大人びたポップな音楽性、
アルバムトータルとしての完成度の高さ。

音使いなり、鳴らされる楽器が増えたり要所要所で、
アイドルポップスという枠を飛び出している傑作に仕上がっていた。

しかも驚くべきは作詞も作曲も振り付けもすべてメンバーが携わってる
セルフプロデュース体制という事。

特に作曲担当のMIMORIの楽曲センスの良さに才能を感じる。
これを3人のメンバーが作詞・作曲手掛けているというのもあるけど、
本当に恐るべき才能と努力と研鑽と塊が込められた渾身のアルバムだと思う。




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そんな中で、ずっと聴き貪っていたら、ライブを観ずにはいられなくなったので、
川崎へ。
インストアなども行った事が無かったので本当に初見なので色々な意味でドキドキとした
気持ちで向かった。

正直、客入りは良くなかった。
チッタは800人くらいのキャパだが詰め込んだら半分も満たないような入りで、
後ろまでびっちり入っていた、昨年末の5人体制のドロシーのチッタ公演と比べると
実に厳しい現実を見せつけられるようだった。

そんなこんなで始まったライブでは、そうした客入りはものともしない
わずか半年でグループ感を確立させたダンスと歌唱スキルは努力と研鑽の賜物であるような
堂々としたDIYのパフォーマンスを見せつけ、しっかりとしたステージを組んだ2時間。
本当に晴れやかな気分で終えられた。
マジで最高!ヒュー!

MIMORIがピアノ演奏による完全新曲披露、物販グッズのイラストデザインを担当し、
KOUMIがダンス振り付け、英語歌唱部分をすべて担当、
RUUNAは作詞を担当するなど、
彼女達のスキルの進化にまだ全然周囲が追いついてない。

最後のMCでRUUNAが「満員にする事が出来なかった」と涙していたが、
悲しい事に、どんなに楽曲やパフォーマンスが良くても
イコール人気に繋がる訳ではないのがアイドルグループの厳しい現状。
かつてのヲタ達だけが支えているという、アイドルの枠に括られているとけして広まらない。

どこかでブレイクスルーのきっかけが無いと、
このまま継続していくのは本当に難しいと思う。

もっとSNSを活用するなり、一般人の目と耳に触れられるような、
外部に広まる機会が増えるといいんだけど。
メンバーが皆、勤勉だから、個性なりキャラクター性をもっと打ち出せると
グループとしての面白さも増すだろうな。


終演後、まさかの出口でメンバー3人のお見送りハイタッチ。
非接触派の自分としては、こういう抜き打ち接触イベントをやられるのは大変困惑する。

それでもまあ、流れは高速なので、MIMORIに
『初めて来たけど最高でしたー!』と言うのが精一杯だった。
RUUNAもKOUMIもやり切った満面の笑顔で、見ててこちらも笑顔になってしまった。

来年7月30日の恵比寿リキッドルームワンマンも絶対に駆けつけて、
その成長スピードを確かめなければ!


そんなcallmeのゴキゲンなナンバーをお聴き下さい!

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8/17(mon) 沢田研二 at 東京国際フォーラムホールA

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先週の月曜日なんて日は、
東京国際フォーラムホールAにて、
沢田研二のコンサート。

本当は先月に同会場で行われる予定だったが、
鉄人バンドの叩く爆弾娘GRACEが急病の為、
1ヶ月延期となっていたのだった。

この日が恒例のツアー初日という事もあり、
4年連続で東日本大震災と反原発をテーマにした
新曲4曲のシングルを歌う以外、
予想がつかなかったのだが、
4月に自死した加瀬邦彦の楽曲だけをチョイスという、
追悼の意味も込めてて、
ここ数年のセットリストでも選曲がヤバくて最高!
こんな歌謡ショーみたいな内容、
7年以上ジュリーのコンサートに通い詰めて初めてだよ!!!

序盤は、これまで聴いたことの無かった70年代前半の曲を
たっぷりやったのがたまらんかったし、
2008年の東京ドームで行われたジュリー祭りで聴けなかった
シングル曲が大量に披露され、
ビックリするくらいの選曲でかなり鼻息荒く興奮。

1階18列目センターで見やすかった事もあり、
いつもより激しく体を揺らして動かしちまった。

「きわどい季節」とか「恋のバッド・チューニング」とか
聴けると思わなかったから嬉しかった〜。
あと、秘かにお気に入りだった「コバルトの季節の中で」の
カップリング曲「夕なぎ」が聴けたのもたまらんち!

しかし、新曲の毒気ムンムンの「限界臨界」の
へヴィでグルーヴィなロックンロールも最高!!

ここ最近のツアーだと、90年代以降の独立後の
アルバム曲からの選曲が中心になってたが、
今回は加瀬さん追悼というコンセプトもあり、
選曲もはっきりしていた。

アンコール最後に、加瀬さんがジュリーに作った2008年の曲
「海にむけて」の"すぐに会おう きっと"という歌詞が
もうすぐ自分もそっちに行くよという、
ジュリ〜なりの気持ちが込められた瞬間が最高にエモくて、
鳥肌が立った。

今回のツアー、あと2回は観たいぞ!!

2015.8.17(月)
国際フォーラム セトリ

★危険なふたり
★恋は邪魔もの
★許されない愛
★死んでもいい
★白い部屋
★追憶
★あなたへの愛
★胸いっぱいの悲しみ
★おまえがパラダイス
★夕なぎ

(新曲)
★泣きべそなブラッド・ムーン
★涙まみれ Fire Fighter
★こっちの水苦いぞ
★限界臨界

★ウインクでさよなら
★バイバイジェラシー
★甘いたわむれ
★恋のバッドチューニング
★ねじれた祈り
★きわどい季節

MC

★TOKIO
★気になるお前
★海にむけて

1/9(fri) 沢田研二 at 渋谷公会堂



筆者が2009年から参加し始めた沢田研二(以下、ジュリー)の正月コンサートも、2015年で7年!
毎年、1年のライヴ始めはだいたいジュリーのコンサートと相場は決まっている。
(去年はアプガの赤坂BLITZ公演が元日からあったけど)
今回のライヴタイトルは「昭和90年のVOICE∞」と、意味深で面白い。

気になる2015年版ジュリーの姿は、いつもの白髪に白い髭を更に伸ばして、
体格は、美味しいおせちを食べ過ぎたのか、もふもふしているため、
リアルサンタクロースと呼んでも差し支えない印象。

コンサートの内容は、いつものように、一見さんお断りの
アルバム曲で占められているセットリストで、ジュリヲタにはたまんねー選曲!
そこに、たまにヒット曲を挿み込む構成は楽しい!

今回は1曲目からいきなりヒット曲の「LOVE ~抱きしめたい~」からスタートし、
序盤は90年代のアルバム曲が多かったような気がする。

2012~2014年まで3月11日に発売してきた、
東電・福島・反原発 三部作(勝手に命名)シングルの全12曲から
もっと聴きたかったが、「FRIDAYS VOICE」と「カガヤケイノチ」の2曲のみ。

その後も歴史的傑作2枚組ロックアルバム『耒タルベキ素敵』から、
大好きなビッグバンドナンバー『ねじれた祈り』や、
「2015年もくたばってなかった 驚いているのはこの僕なんだよ」と毎年年数を増やして歌う『A.C.B』
ぴょんぴょん飛び跳ねる姿が愛くるしい『生きてる実感』
そしてアンコール最後の曲は『遠い夜明け』と、4曲も演奏!

本編も滞り無く終了し、いつものアンコールのMC。
毎年毎年言っている自虐ネタは今回は一切無し。
神妙な面持ちで、「今年は不言実行、大人げなくやってきます」ともMCで言ってたが、
それいつもと同じじゃん!とツッコむ暇も与えず続けて、
「最近は暗い話題ばかりで、日本はこれからどんどん悪い方に向かっていくんでしょうね」と溜め息まじりで語り、
ノン気に「ジュリー!」と声援を送る客席(オバちゃん達)にジュリーは
「もう自分には関係無いなんて言ってられないぞッ」
とちょっと強めの語調で投げかけたその表情はおどけていたが、
目はまったく笑っておらず、本気で今後の日本を憂いているようだった。

こんなに一切ジョークも飛ばさないシリアスな雰囲気のMCは、
2009年から毎年、正月コンに参加して以来、初めて。
いつもなら10分近くMCで話すのに、今回はそれだけを語り、本当に身に詰まされる気持ちだった。

ジュリーのメインのファン層は、四十数年以上追いかけ続けている女性が多いので、
政治の話は無関心な人が多いのか、ジュリーが何故、あんなにも絶望的な表情だったのか
読み取れた人はどれだけいたのだろう。

その後に歌った「6番目のユ・ウ・ウ・ツ」には、
今どれだけジュリーが日本を憂いているかが、透けて見えるかのようだった。
「遠い夜明け」という曲で終わるのもまた考えさせられてしまう。

それにしても、メジャーな還暦の歌手で、
ここまで今の日本の将来を憂う発言を公に声に出しちゃうなんて、
どう見ても業界的にはマイナスの印象としか取られないのに、
ジュリーはそれでも自分の意見を貫く姿勢に、自分が理想に思うロックスターの姿を見るようだった。
やっぱしいつの時代でもかっこいいけど、今のジュリーが一番かっけえ!
本気で日本の行く末を心配してるだけなんだよジュリーは。

すべての曲を歌い終えて、最後の最後に、
「今日は何の日ですか?そう、サリーの誕生日です!」と、
サリーとついでにタローも舞台に登場し、ジュリーと抱き合う姿は新年早々いいものを観られた。
あんなにシリアスなMCを聴かされてどんな曲聴いてもユウウツだっただけにホッコリしたょ。

次は、ツアーファイナルの1月20日(火)の東京国際フォーラムホール公演を観戦予定!

ジュリーのソロデビュー以降、毎年欠かさず、四十数年にも渡り、地道に粛々と着実に
毎年行われる正月コンサートも、いつか終わりの日が来てしまうのだろうか…。


11/19(wed) 岡村靖幸 at EX THEATER ROPPONGI

【4本目】

岡村靖幸at EX THEATER ROPPONGI




 2001年頃、ベストアルバム『Oh!ベスト』がリリースされた頃から本格的に
岡村靖幸(以下、岡村ちゃん)のファンになってから早13年。

筆者は、「電話なんかやめてさ 六本木で会おうよ」と歌う
『カルアミルク』という曲をこれまで音源やライヴで何度聴いてきた事か。

そして今回、遂にそれが本当に実現する。
岡村ちゃんと六本木で会えるのだ。
六本木DATEである。
これがどんなに凄い事か、ファンだったらよく分かっているはず。
1986年デビューから、これまでの28年近いキャリアの中で、
六本木でワンマン公演を行うなんて初めてなのでは?

先日の早稲田大学での危険信号を放った身体を見て、
若干不安はあるものの、とにかく六本木で会えるのだ。

さすがにファンが待ち望んだ六本木公演という事で、
今回のツアーの初日である19日と2日目である20日はとっくに完売。
当日は平日だったが、作業場を1時間早退して、事前に気持ちを作って臨む。

六本木で観られるという期待と、早稲田大学学祭イベントで観た、
また太った容姿に戻ってしまったように見受けられた姿を思い返す不安が
入れ混じりながら、10分遅れで開演。

幕が左右に開かれて現れた姿は、
かなり間近で観た感じ、早稲田の学祭で観た時よりも、全然シャープな見た目だった!

もしかして2週間で身体を絞ってきたのか、はたまた太って見えたのは
筆者の観ていた角度が見せた錯覚だったのか。
確かに早稲田で観たときは、ステージが異様に高くて、見上げるみたいな形になってたから、
顎が二重顎、腹がパッツンパッツンに見えたのかもしれぬ。

オベーションのギターを弾きながらニコニコとした笑顔で軽快に歌われる1曲目は『Vegetable』。

3曲目に差し掛かる前に唐突に、「あのね、U2歌ってあげようか!」と言った後、
『I Still Haven't Found What I'm Looking For』をほぼフルコーラスで!
しかも知らない人も大勢いるだろうに知ってる前提でサビを合唱させようとする無茶ぶりは笑った!
この曲名の邦訳、『自分の探してるものがいまだに見つからない』って、
まさしく岡村ちゃんを表してるような曲名だよな〜。
だからこそ選曲したのだろうか。

さっそく披露された、今月に出たばかりの新曲『彼氏になって優しくなって』は、
イントロが流れただけで、ファンの熱狂が凄い。
やはり新曲の反応が良いってのはアーティスト活動として一番健全だよなと思ってしまう。
そこから『いじわる』に繋げる、同系統のミドルファンクの流れもグッと来た。

半年前に観た公演もそうだったが、ここ最近の岡村ちゃんのコンサートは、
生バンド演奏を強く打ち出して、なるべくオリジナルに忠実に演奏しつつ、
ブラッシュアップをかけた歌謡ショーとしてのライヴを見せてくれるのがとても良い。
10年前など割と打ち込みが主体で、メドレーのように曲と曲を繋げて聴かせる事がかなり多かった。

あっという間に本編部分の2時間が終了。
1回目のアンコールでは、岡村ちゃん本人が自ら希望した、
なんと20年以上ぶり『19歳の秘かな欲望』を原曲と同じアレンジでパフォーマンス!
イントロのビッグロックな始まりでファン達は、『え、まさかこの曲やるの?ウワーーーーー!!』みたいな、
反響の大きさだった。
しばらくやってない曲だったからか、ステージ床に貼られているとおぼしき、
歌詞を確認しながら歌うという岡村ちゃんを観られたのもまた珍しい感じだった。

その後、『ハレンチ』も96年発売と同じアレンジで披露し、
96年当時は肉襦袢でも着てるようなパッツンパッツンな体型だったが、
今現在シャープな姿でこの曲を聴けるなんて…と泣きそうになった。

そして2回目のアンコールはいつもの弾き語りコーナー。
いつもステージ向って右側に位置して行われるのが、なぜか今回は左側。
もうここ10年以上、いつも右側で観ていた自分はズコーッとのけぞりそうになった。

そしてそこで歌われたのは、
「六本木ベイベ〜♪六本木で会えるとは思ってなかったぜ〜♪
六本木ヒルズなんか行かなくても〜かわいい素敵な君と一緒なら~
公園でも小さな商店街でもそこが六本木なのさ〜♪」
と、
やっぱブレてない!
たまらん!

結局、いつも通り、2時間50分近くを激しいデンスとエモーショナルな歌唱で歌い切り、
大満足のコンサートは無事に終了した。
結局最後まで終始ニコニコとした表情だったのが、観ていてこちらも笑顔になってしょうがなかった。

しかし、去年の秋から『ビバナミダ』、『愛はおしゃれじゃない』、『彼氏になって優しくなって』と、
順調に3枚シングルを出してきて、そのどれもがファンがシンガロング出来る名曲である中、
そろそろ、本当にそろそろ、いよいよ来年に11年ぶりのオリジナルアルバムを!と期待せずにはいられない。
そしてそれが前作の『Me-imi』すら凌駕する傑作になる予感がしてたまらない。
吉報を静かに待つ。


あと、余談だが、最近どこかのライターが書いたネットのライブレポの記事で、
『岡村靖幸が屹立した男性器そのものならば』という的外れな喩えを使っているのを読んで、
このライターは岡村ちゃんの本質を何も理解してないなーと、ため息が出てしまった。

おそらく、このライターはTSUTAYAで急いでアルバム全部を借りてきて、
スピードラーニングのCDばりに聴き流して知った気になってから文章を書いているとしか思えない。
(おそらく「撫でちゃいたいかい 僕の高層ビルディング』という歌詞だけ読んで書いたのでは?)

岡村ちゃんの本質はけして『屹立した男性器そのもの』じゃない。

現実にはいくら探しても見つからない理想郷のような女の子がいて、
その娘を振り向かせるためにガムシャラになる姿や、そんな娘と過ごす素敵なシチュエーションだったり、
青春の幸せな瞬間と風景を切り取って歌にし続けている中で、
屹立した男性器そのものとして表現するようなマッチョイズムが介在する隙間は微塵も無い。

それでも岡村ちゃんを男性器で喩えるのなら、
「理想の女との出会いや憧れや大恋愛などが常に頭にある中、
いつかその瞬間が訪れるまでは、とりあえず手軽に引っかけた女に濃厚なフェラチオをされても
まるで萎えて勃たない男性器である」
、と言いたい。






5本目・6本目のライブは、11月24日(月・祝)!

星野みちる at 代官山UNIT



Berryz工房 at 中野サンプラザ


つまりハシゴ。
連休だけどゆっくり休めない!

11/8(sat) 中村一義 at 江戸川区総合文化センター

【3本目】

中村一義 at 江戸川区総合文化センター


 今回やってきたのは、総武線新小岩駅から歩いて15分ほどにある江戸川区総合文化センターにて
行われる中村一義(以下、中村くん)のコンサート。

江戸川区の同会場でコンサートを観るのは初めてだが、
今後のライブ予定に山下洋輔、スタイリスティックス、一青窈など並んでいて
メジャーなアーティストも並んでる事から、
コンサートホールとしてもよく使われているらしい。


中村くんのコンサートに行くのは、バンド形式の100s名義として、
渋谷AXで観た2005年以来、実に9年ぶり。
ソロ名義としては、2002年の同じくAXで観た以来、12年ぶり。

そんな久しぶりすぎる環境の中、
自分も地元から近く、江戸川の土手は幼少期から犬の散歩コースに使っていて
縁深いものがあるし、中村くん本人の地元である江戸川区で
コンサートを観られるのは、またとない機会というのもあり、
楽しみにしていた。


ちょっと話が長くなるが、筆者と中村くんの音楽との出会いは、
1997年にロッキンオンのディスクレビューでたまたま渋谷陽一が
デビューアルバム『金字塔』について語っていて、
なにやら「驚異の天才新人が現れた」とのたまっていたので、
ちょうど同時期に日本一好きだったバンド、
ブランキー・ジェット・シティの新作『LOVE FLASH FEVER』が発売していたので、
新宿のヴァージンメガストアに買いに行くがてら試聴してみたら、
ポップな楽曲のクオリティの高さや一聴してインパクトを与えるハイトーンボイスなど、
耳から耳糞が爆発するくらいの衝撃を受けて、ブランキーのCDと一緒になんの躊躇もなく
アルバム『金字塔』を手に取ってレジに走ったのだった。
それ以来、CDにキズが付くほど聴きまくった。

翌年1998年に出たセカンドアルバム『太陽』は、
ジャケットの撮影場所が江戸川土手だったり、前作に比べギミックのない、
よりストレートなポップアルバムだったり、
実際に江戸川土手(他の川の土手でも)で聴くには最高のサウンドトラックだったり、
聴くとその時の自分の大学生活を思い出したりして
彼のこれまで出した5枚のアルバムの中では間違い無く最高傑作である。
こちらも音飛びしそうになるほどキズが付くほど聴き貪っていた。


しかし、彼に対してはひとつだけ不満があった。
それは、1997年から2000年に至るまで公にライブ活動をしてこなかった事。

中村くんのインタビュー本「魂の本」によると、
所属事務所と契約する前に「ライブはやらない」という公約をしていたと言う。

理由としては演奏を預けられるバンドメンバーがいない状態だったから
ライブ活動をするまでに5年もかかったというのがあったらしい。

『金字塔』『太陽』などのアルバムツアーを是非とも
やって欲しかったのだが、そういう理由ならしょうがないと諦めていた。
それだけに2000年に、遂にライブ活動を始めると聞いた時は本当に驚いた。



そして月日は流れ、2014年。
自身初となる江戸川区でのコンサートは、中村くん本人も切望していたものだったらしく、
選曲も初期のものから多いのかな、と期待しながら会場へと向った。

会場は約1500人ほどが入る市民ホールで、多少後ろの座席でも
ステージがよく見える造り。

男女比率は、女性客の方がやや多めという感じ。
かつてのロック少年・少女たちが10~15年くらい歳を経たような人達が
集まってきてるような客層だった。

10分遅れで遂に開演。
なんと、場内右横の入場口からチャリンコに乗った中村くんが登場!
まるでその姿は、自宅から近所のTSUTAYAにDVDを返しに行くついでに
ふらっと会場に寄ってきたような、地元ライブ感がよく出ている演出

凄く良い!



1曲目はデビュー曲『犬と猫』でスタート。

『金字塔』から4曲、『太陽』からも2曲もやってくれて、
筆者は特に、おそらくこれまでのライブ活動でもやってこなかった、
序盤の『太陽』からの4曲目「再会」の生演奏を目の当たりにして、
もはやこの1曲を聴けただけで5800円の元を取った気分で口ずさみながら心躍らせるも、
周りの反応はイマイチ。
「おいおい、中村くんのライブってこんな地蔵ばっか多かったっけ?」と
思ってしまうほど、序盤から中盤までは静かな立ち上がりと言えた。

惜しむらくは、中村くんは終始、手前の歌詞カードを観ながらの歌唱なので、
慣れてない曲は下をうつむきがちだったのが残念。

そして、中村くん本人も「彼女無しではライブの実現も難しかった」とMCで語っていたが、
バンドメンバーの紅一点、コーラス担当のあずままどかが
中村くんのハイトーンボイスに近い声質を持っていて、
ボーカルをサポートする役目として楽曲のクオリティを支え、
十分に活躍していた。

後半以降はたたみかけるように、やはりこれまでのライブ活動で演奏する事の多い、
盛り上がり度も大きい、3枚目のアルバム『ERA』と4枚目のアルバム『100s』の曲の連続で、
客席も徐々にヒートアップ。
本編は『金字塔』を象徴するような1曲、『永遠なるもの』で締め。

インタビュー本『魂の本』でも語っているが、幼少時代から
過酷な家庭環境で育った経緯など、江戸川区には
悲喜こもごもな思いがあるからか、最後に、
『やってやったぞ江戸川ーーーーー!!!!!』
と叫び、去っていった中村くんだった。

アンコールは、『ロックンロール』、『キャノンボール』と鉄板の盛り上げ曲で
約2時間に及ぶライブは終了。

『来年もまた江戸川でやっていいかなー?』という中村くんの問いに、
大きな拍手で応える客席の反応を聞いて、『よし、決定!』と
来年の江戸川公演を約束してくれた。



ただ、正直言って、だいたい演奏する曲、盛り上がる曲が
パターン化されちゃってる気がするので、
これまで演奏される機会の無かった『金字塔』『太陽』からの曲を
もっと歌って欲しいし、何より、新たにライブで盛り上がれるような新しい音源を早く!
という期待を込めて、来年の江戸川公演も足を向けたいと思う。






4本目のライブは、11月19日(水)!

岡村靖幸 at EX THEATER ROPPONGI


筆者は、「電話なんかやめてさ 六本木で会おうよ」と
歌う『カルアミルク』を何度聴いてきた事か。
遂にそれが本当に実現する。岡村ちゃんと六本木で会えるのだ。
これがどんなに凄い事か、ファンだったらよく分かっているはず。
先日の早稲田大学での危険信号を放った身体を見て、若干不安はあるものの、
とにかく六本木で会えるのだ。
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