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2014年度劇場映画ベスト10 中間総括

お待たせしました。
いえ、お待たせしすぎたと言ってもいいかもしれません。

2014年1月から6月末までの公開作品で筆者が鑑賞した新作劇場映画は13本。
去年は1年で16本だったから結構観てる方だよ!
その中でも素晴らしかった映画ベスト10本を選んで半年間の中間総括。


●●2014年度劇場映画ベスト10 中間総括●●
(1月1日~6月30日までの劇場公開作品対象)




第10位「大脱出」
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シルベスター・スタローンとアーノルド・シュワルツェネッガーが初めて本格的に共演した
監獄脱出アクションだが、銃器は最後の方しか登場しない潔さ。
クライマックスにスローモーションでシュワさんが機関銃をぶっ放すシーンは、
長年のファンにとっては「よっ!待ってました!」と喝采を上げるシーンだが、
同時にギャグにもなり得る、笑えるシーンでもあった。


第9位「昭和ライダーVS平成ライダー 仮面ライダー大戦」
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そもそもヒーロー同士を理由もなく闘わせる事自体に無理があるのだが、
今回はオヤジ達が次の世代の若者に檄を飛ばすという意味で拳を交わすという熱血的な内容だが、
Xライダーと555の交流とか笑えるシーンも多い。
藤岡弘、の登場シーンも、もはやギャグになり得る、笑えるシーンだった。


第8位「マチェーテ・キルズ」
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『グラインドハウス』のフェイク予告編から派生した作品の続編。
ダニー・トレホのカリスマ性はどんだけ観てても飽きない!
トレホ兄やんと女優とのセックスシーンで「3Dメガネをおかけ下さい」と注意書きが出て、
映らない仕様になるのは笑った。
敵の小腸を使ったアクションとか斬新すぎ!


第7位「オール・ユー・ニード・イズ・キル」
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「ロックマン」とか何度も繰り返し死にまくってパターンを覚えていった、
ファミコン世代に突き刺さる設定が面白くてすげえ楽しめた。
クリーチャーがどことなく「宇宙戦争」に似てなくもないが、
クルーズさんの「俺が世界を救う」系ヒーロー映画だった。
惜しむらくはヒロインが全然活躍しなかったのと、あんま美人とは思えなかったところか。


第6位「オールドボーイ」
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日本漫画原作のハリウッド映画。
大筋は同じだが韓国版とは異なる、より腑に落ちるラストで面白かった。
韓国版も米国版も主人公と同行する女優(ハリウッド版『ゴジラ』に出るよ)が、
形の良いデカパイなのは原作に合わせてるのだろうか。
にしてもセックスシーンのボカシでか過ぎ!


第5位「ポリスストーリー レジェンド」
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シチュエーションものとして練られた脚本、緊張感ある惹き付けられる演出、
還暦ジャッキ-・チェンの渋みなど、どれも申し分ない。
今回は物語の余韻を楽しみたかったから最後のNGシーンは要らなかったかな。
NGシーン集の、格闘するカットで本気で首を絞めつける相手役に
「本気になるな、これは映画だ」と一言なだめる姿に、撮影中に頭蓋骨折ったり
無数の怪我をしてきているジャッキーだから言える説得力にグッときた。


第4位「ドラッグ・ウォー 毒戦」
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実録麻薬犯罪捜査モノとして一切の感傷やドラマ性を排する中で人間の愚かさや恐ろしさや可笑しさを描き、
まるで救いの無い結末まで気が弛めない緊迫感にシビれる!
刑事が麻薬ディーラーに扮して、麻薬取引相手と食事を取るシーンは緊張感と共に笑えるシーンでもあった。
その沸点となる小学校前での容赦なき隣接車輌銃撃戦の凄まじさは日本じゃまず描けないだろうな。
さすがジョニー・トー監督!


第3位「キックアス ジャスティス・フォーエバー」
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続編として大大大満足の出来!完全に主人公だったクロエちゃん15歳の成長物語がグッと熱くてまさか泣かされるとは。
強力な新武器「ゲロゲリ棒」スゴ過ぎる。
(字幕監修の町山さんがザ・ゲロゲリゲゲゲという日本のノイズバンドを意識したみたいだが)
すかしたセレブ気取りの女子高生を校内でゲロと下痢便まみれにして痛快!
泣かせるだけでなく笑える部分も健在。
クロエちゃんの台詞で「子供のまんま死んでいっていいの?」というのは、
成長したクロエちゃんにやや寂しさを覚えているおっさん達に対する抵抗の言葉にも取れた。
キレイな終わり方だったしもうこれで完結にして欲しいなあ。


第2位「ソウル・ガールズ」
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実話に基づく愛と夢と衝動と歓喜の青春ソウルパワー娘 from アボリジニ to 戦火のベトナム慰問行脚!
も〜ノレて痺れて泣かされた!何の為に誰の為に歌を唄い、歌に救いを求めるのか、その答えが本作にはあった。
ソウル音楽を愛する人間なら絶対に観るべき映画。
人種差別というマイナスからのスタートなめんな!という叫びがこだまする!


第1位「ライヴ」
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胸の透くような傑作!
井口昇監督作品では屁で空を飛ぶ女優の姿に涙した事があるが、
本作は両腕電ノコガール(新ポワトリンを鮮やかに演じた入来茉里)の勇姿に落涙!
大野いと、森田涼花、亜紗美と女優陣が大活躍でワクワクしながら観入った!
最後の撃ち合い競争シーンもグッときた。
女尻ばかり映すのもgood!
首謀者の行動原理が決死の覚悟をするほどなのかと思うほど幼稚すぎてそこはモヤッとしたけど、
まさしく「あ〜いが〜すべ〜てさ〜♪」的なオチで気分良く劇場を出られた。
井口監督作品の中では、「片腕マシンガール」「戦闘少女」「電人ザボーガー」と並ぶくらい
好きな映画がまたひとつ誕生した。


2014年映画中間総括ベスト10

第1位 ライヴ
第2位 ソウル・ガールズ
第3位 キックアス ジャスティス・フォーエバー
第4位 ドラッグ・ウォー 毒戦
第5位 ポリスストーリー レジェンド
第6位 オールドボーイ
第7位 オール・ユー・ニード・イズ・キル
第8位 マチェーテ・キルズ
第9位 昭和ライダーVS平成ライダー 仮面ライダー大戦
第10位 大脱出





以上、2014年の映画中間総括でした。





また、お金を払った事を本当に後悔したワースト映画はこちら。

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まじ舐めてんじゃねえぞ!!!
前作「ドライヴ」があまりにも良すぎただけにその反動は大きかった。
タイ人俳優の存在感は凄かったが、それだけ。
90分の映画で寝落ちしそうになる退屈な絵作り。
アレハンドロ・ホドロフスキーに捧げられた作品との事だが、足元にも及ばない。
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2013年度劇場映画ベスト10本総括

お待たせしました。
いえ、お待たせしすぎたと言ってもいいかもしれません。

2013年公開作品で筆者が鑑賞した新作劇場映画はわずか16本だったんですが、
その中でも素晴らしかった映画ベスト10本を選んで総括。
今回は、なんならもう一気にどんとランキングを見せちゃいます!


●●2013年度劇場映画ベスト10 総括●●
(1月1日~12月31日までの劇場公開作品対象)



第1位 Blankey Jet City 「VANISHING POINT」
第2位 パシフィック・リム
第3位 クロニクル
第4位 讐~ADA~ 戦慄篇・絶望篇
第5位 デッド寿司
第6位 ジャンゴ 繋がれざる者
第7位 テッド
第8位 DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?
第9位 ゼロ・グラヴィティ
第10位 鈴木先生





<第1~10位ひとくち総評>

第10位「鈴木先生」

原作オリジナルの面白さを見事にトレースしたTVシリーズが秀逸だったので、
映画版も安心して見ることができた。


第9位「ゼロ・グラヴィティ」
酔った!見入った!息詰まった!
3Dアトラクションという言葉がふさわしい映画であるとともに、
あの空の向こうには無しかないという絶望感も味わう映画。


第8位「DOCUMENTARY OF AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?」
前田敦子卒業など、前作以上に大きな流れが起きる転換の時期を映し出す。
今作も人間ドラマとしてのAKBの面白さを2時間で伝えている。


第7位「テッド」
かなりどぎつい下ネタもあるのに、熊大好きな女性の関心も引いて世間的にも大ヒットした映画だが、
熊のぬいぐるみが呼びつけたデリヘル嬢に、部屋でうんこをさせるとか最高。
モラトリアム抱えたままでも生きていけるんだ!


第6位「ジャンゴ 繋がれざる者」

全裸で縛り付けられているというシーンで、隠すともっと卑猥に写るのに
ジェイミー・フォックスのちんこにモザイクがかかるのは残念。
(別にちんこが見たかったわけじゃないんだからね!)
ラストの銃撃戦の血生臭さというかシズル感が過剰すぎて笑った。


第5位「デッド寿司」
コンセプト自体は真新しいモノではないが、
日本が海外に向けて発信するわかりやすい題材を、
いつもと変わらぬスタンスで描く井口監督は毎回信頼おける。
日本でも数少ない、しっかりとした格闘アクションを
見せられる武田梨奈は今後も注目すべき女優。


第4位「讐~ADA~ 戦慄篇・絶望篇」
白石晃士監督作品、筆者が今1番力を入れて応援しているアイドルグループ、
アップアップガールズ(仮)の仙石みなみ、佐藤綾乃主演ってだけで
すでに高まっていたが、その内容もまた期待を裏切らない陰惨かつスリリングで、
最後は物悲しくて切ない気分になり胸に残る作品に仕上がっていた。
いつもライヴではヘラヘラしてる仙石みなみの鬼畜っぷりは見ていて楽しい!


第3位「クロニクル」
突然未知の力を手に入れてしまった落ちこぼれの少年が、
周りの言葉が耳に入らず無軌道な行動に出てしまう姿が見ていて
あまりにも胸が痛くなる。
青春暴走限界突破の超能力バトルがとても切ない。


第2位「パシフィック・リム」
巨大ロボと怪獣がシバき合う映画がハリウッドで作られるとここまで凄い。
夏公開という事もあり映画というよりもはや体験する「まつり」とも言えた。
そこに深い物語性を求める方が野暮。
その映像を見て全身がシビれるかどうか、それが重要。
今年の爆音映画祭で見られれば嬉しい。


第1位「Blankey Jet City 「VANISHING POINT」」
2000年に10年の活動に終止符を打った日本のロックバンド、
ブランキー・ジェット・シティの解散ツアーを追った
音楽ドキュメンタリー映画。
楽屋でのなにげない光景、観た事無かったライヴフッテージ、
苦悩を抱える照井さんなど、解散ツアーは結局最後の横浜とフジしか行かなかった
自分としては新鮮の連続。
何故か本当の最後の公演となったフジロックの模様は映し出されていないが、
それでも駆け抜けた彼らの勇姿をしっかり見られたので良かった。
これも是非とも爆音映画祭でかけて頂きたい作品。




以上、2013年の映画総括でした。

2012年度ベストアルバム10枚総括

 2012年、凄く良く聴いた大傑作アルバム10枚を総括。
ベスト盤や再発盤を除くオリジナルアルバムを選定。
(サントラやコンピレーションアルバムも選定内)
どれを聴いても名盤だらけ!
これを読んだら今すぐレコード屋へ向かうんだ!



※その前に2011年ベスト・アルバム10枚は下記。

●『鼓動の秘密』/東京女子流
●『超WONDERFUL!(6)』/℃-ute
●『HMV入門編シリーズ 吉田豪監修 「ライブアイドル入門」』/V.A.
●『モミュの木の向こう側』/さよならポニーテール
●『SISTERS』/アイドリング!!!
●『世界で1番幸せ』/制服向上委員会
●『ねぇきいて?宇宙を救うのは、きっとお寿司…ではなく、でんぱ組.inc!』/でんぱ組.inc
●『love your life, love my life』/豊崎愛生
●『バトル アンド ロマンス』/ももいろクローバーZ
●『(7) Berryz タイムス』/Berryz工房





■2012年ベスト・アルバム10枚(順不同)■



『愛のアルバム(8)』/Berryz工房

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1人卒業者が出たもののその後メンバーが変わらぬまま
今年でキャリア10年目を迎える、日本が誇る7人組ベテランアイドルグループ、
Berryz工房のオリジナルアルバムがなんと2年連続でランクインだああああああああ!

勿論、ただ贔屓してるわけでなし、単純にアルバムとして
出来が良く繰り返し聴いてたから選出。
どんなに好きなグループでもアルバムの出来や聴き心地で判断している。
(つまり楽曲のクオリティだけでなく選曲や構成、収録時間
ついでにアートワークなどあらゆる要素がすべて絡まり合ってという意味で)

Berryzのオリジナルアルバムはこれで通算8枚目。
トータル的なアルバムの完成度として傑作と誉れ高いのは
2枚目や4枚目であるが、今作はそれに並ぶほど非常にまとまりがあり、
それでいて既発シングル曲に頼らず強力なアルバム曲で全体を引っ張っている。
全10曲中、シングルが5曲目以降に収録されているのがいかにアルバム曲を
聴かせたいのかが分かる。
40分ちょっとと短くて聴き易いのもポイント高い。

今作収録のアッパーなオリジナル曲『Because Happiness』は、
後に発売された℃-uteのメロウなオリジナル曲『幸せの途中』と合体させた
『超HAPPY SONG』としてリリースし、
話題をさらったのも記憶に新しい。

2013年はタイでのワンマンライヴやミャンマーでのイベント出演など
アジア進出への動きも活発化していき更にファン層を拡大させていくだろう。



『ああ、夜が明ける』/Berryz工房







『with AeLL.』/AeLL.

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青年誌の水着グラビアでその豊満な乳房が目を引き過ぎるでお馴染みの篠崎愛も在籍する
4人組アイドルグループのデビューアルバム。

正直まったくノーマークだったが、おととしのTIFで1回ライブ見てる事だし、
安かったので物は試しと購入し聴いてみたら
これが耳から耳クソが自然に剥げ落ちてく位に良かった!!

よくアイドルポップスとJ-POPとジャンルを分けて語られる事があるが、
そうした境目がよく分からなくなってくるほど、
今作の楽曲のクオリティは最初から最後まで高い。
音楽的に下手に奇抜なジャンルに挑戦してるわけでもなく、カントリー曲も
アルバム全体の流れの中で調和されている。

4人の声質がそれほど大きな差異があるわけでないので、
自然にユニゾンとなって聴こえるが、
4人とも声が凄く透き通ってて綺麗で聴き惚れる。

こうした良質な楽曲をリリースするグループは生き残ってくれないと困る。


『4 Colors』/AeLL.








『PS4U』/Tomato n'Pine


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『ゴーカイジャー』のゴーカイピンク役で女優としてお馴染みの
小池唯が在籍するトリオ、Tomato n'Pineことトマパイ。
2012年12月29日に西麻布elevenにて行われた、
初めてのワンマンライブをもって散開(解散)し、3年半の活動を終えた。

そのライブに行く事が出来たが、けしてウェットにならずに「本当にこれが最後なの?」と
思ってしまう、また次の年も当たり前に活動するんじゃないのかと錯覚してしまうほどに
実にポジティヴな空間に包まれたベストライブだった。

そんな彼女達が昨年8月にリリースしたファーストアルバムであり、
実質的にラストアルバムとなってしまった作品。

しかしその内容はMUSIC MAGAZINEでも上位にランキングされるほど、
アイドルヲタのみならずクラブ音楽好きの耳にもヒットする楽曲クオリティの高さ。

シングル曲やそのカップリング曲が多く収録されているため、
シングル盤を全て所有している人にはあまりお得感が無いアルバムかも知れないが、
アルバム曲の『大事なラブレター』や『踊れカルナヴァル』、
ZONEのトリビュート盤に収録されていた『夢のカケラ…』など聴き逃せない名曲が収録されている。

それに、初めて聴く人にとったら14曲の名曲がギッチギチに詰まった名盤!!
(ただし3rdシングル『ジングルガール上位時代』に収録されている大大大名曲『雪が降るから…』
アルバムには収録されていないし、このシングル盤は4曲入りEPとして構成がとにかく最高!!)

けして歌が上手いわけではない(むしろヘタ)が、
アイドルポップスは歌の上手さよりメンバーの声質の個性とか
楽曲の雰囲気が心地良くて楽しめるという点があった。
グループは無くなってもグッドメロディは永遠に残り続ける。




『POP SONG 2 U』/Tomato n'Pine








『SR3 サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』/V.A.


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映画とサウンドトラックの関係性はその世界観を音楽だけで鳴らす事が出来て、
映像を見なくても脳内に映像が自動再生させる密接さを持つ。
特に音楽映画となると劇中で流れる楽曲がその役割となるが、
そうした意味で言うと、「SR3」は全編マグマの固まりのような熱量のテンションの
音楽映画で、初めて劇場で見た後の衝動を何処にぶつければいいのか分からず、
作品の世界観を更に味わいたくてパンフレットを買おうにも制作されてなかった。
それならと、本盤をロビーにて購入。
これまでの何十年もの映画鑑賞歴において、観終わってそのままロビーで
サントラを購入したのは今回が初めて。

その内容と言えば、オープニングを熱く盛り上げた極悪鳥の曲から始まり、
征夷大SHO-GUNGによるアンセム、山下産廃工業の社歌、
MCマイティのラップバトルのライブ録音(本編ではカットされた部分も聴ける)、
マイティのボーカルがラップというか
唸ってるエンディング曲、そして未来へと続いていく
Sho-gungの『Keep on Moving』で締めと盛り沢山な内容。

日本語ラップの面白さを伝えるという意味でも重要な役割を担った本作、
サントラでもその意義を果たした。
映画DVDとセットで持っておきたい1枚。



『見てんぞ』/極悪鳥








『(13)カラフル・キャラクター』/モーニング娘。


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昨年は11期メンバー、小田さくらも加入し、更にグループとしての機運を予感させる
娘。の、9・10期メンバーの色が強く出たアルバムとして、
非常に鮮烈でフレッシュなインパクトをもたらす1枚。

50枚目のシングルとなるビッキビキのダンストラック
「One・Two・Three」から始まり、異色シングルとなった
「ピョコピョコウルトラ」まで気が抜けないテンションで疾走する。
また、「Be Alive」といった今後歌い継がれていくだろう壮大で
歌唱力が求められるナンバーも収録し、内容的に熱くて厚くて聴き応えあり。
つんく♂ならではのファンクチューンも。

高橋愛の卒業アルバムとしての色合いが強かった前作から今作まで、そして
11期加入からオリコンウィークリーチャート1位に返り咲くという流れの中、
復権へ向けてその勢いがヒシヒシと伝わってくる凄いアルバムだぞ!



『ワクテカ Take a chance』/モーニング娘。







『恋愛ミラクル!!』/ひめキュンフルーツ缶

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愛媛を拠点に活動しているローカル・アイドルグループである5人組の
ファーストデビューアルバム。
かつての日本のロックバンド、ジャパハリネットのプロデューサーが
地元アイドルを作り出すためのプロジェクトとして2010年に結成されたグループで、
楽曲の伴奏が生々しいバンドサウンドだったりして、
近年の日本のギターロックとアイドルポップスを絶妙なバランスで成り立たせている。

まるでブランキー・ジェット・シティの「BANG!」を想起させるような、
名盤の予感を感じさせるそのジャケットの通り、
一聴してその世界観に引きずり込まれ、気付いたら1時間弱聴き続けてしまっている、
巧みな構成が凄い。

掴みの重要な部分と言える1曲目イントロの衝撃。
まるで聖なる福音のような歌声から始まるアイドルファンをモチーフとした究極的メタソング
『iの奇蹟』から流れるように繋がる2曲目『ストロベリーKISS』と畳みかける
超弩級な勢いに目眩を覚え、もうこれで既に名盤と確信。
そしてライブで盛り上がるはっちゃけぶち上げナンバーとなる3曲目『ワタシダイイチキボウ』へと
繋がっていく。

全15曲中、シングル曲は5曲収録されているが、その配置の仕方が実に絶妙。
Berryzのアルバム同様、オリジナルアルバム曲を前面に押し出し、
シングル曲は緩急のアクセントとして配置してて凄く気持ち良い。
そして最後の曲『例えばのモンスター』は、男泣き&拳を振り上げ合唱必至の
熱血疾走ギターロックナンバー!熱い!
オープニングではあんなに聖なる気分になってたのに!

しかしアルバムを聴き終えた後の充足感は超たまんねえ!
実は2012年で一番聴いたアルバムでもある。
大袈裟ではなくこれはアイドルポップスの大名盤!!
今年はもっと頭角を現してくる事は間違い無し。



『例えばのモンスター』/ひめキュンフルーツ缶







『IDOL is DEAD』/BiS


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前述のひめキュンのアルバムのジャケと同じ囚人服を着た、
ロック的アプローチのアイドルグループをもう一組。
Brand-new idol Society(新生アイドル研究会)というグループ名で、
正統派アイドルというよりもアイドルに憧れた女子達がアイドルシーンに
爪痕を残す為に結成された5人組。
なんとあのavexからのメジャーデビューアルバム。

音楽ジャンルで言うと、もはやアイドルポップスというジャンルに置けないような
ガレージパンク・スクリーモ・へヴィロック・エモコア、シューゲイズなど
ロックリスナーのアンテナに引っかかるように作られたとしか思えぬ
疾走感と熱量とダイナミズムを持ち、かつポップでキャッチーな曲しか入ってない、
アイドルポップス史において異様な存在感を放つ名盤と言える。

こうした異形のアルバムを聴くとアイドル音楽の定義って何なのかと考えてしまう。
結局、定義っていう枠に縛られず、ジャンルを広げられる自由さが
アイドル音楽の面白いところなんだなと再確認する思いである。
そして、なんとなくグループとして長くは続かなそうな儚さも漂わせる。

実際に彼女達のライヴにおいてクラウドサーフィンやらモッシュが基本ある中で、
ヲタ達(研究員と呼ばれている)によるアイドルポップス的な振りコピもあり、
初めて見る自分にとって真っ白いTシャツにコーヒーが染み付いたような
なかなか消せないインパクトが残るパフォーマンスであった。



『PPCC』/BiS







『Boys & Girls』/Alabama Shakes

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超久々の洋楽アルバムきたーー!!
老舗のROUGH TRADEレーベルからの新人バンド、Alabama Shakes。
その名の通り米アラバマ州出身の4人組バンドによるデビューアルバム。

フロントマンの肝っ玉黒人姐さん、Brittany Howardが
ギターをかき鳴らしながら熱くてソウルフルなシャウトを聴かせてくれる。

ソウルやブルースなど南部の香りを強く感じる中で、
モータウンサウンドのような煌びやかさや
バンドサウンドとしての激しさやカッコ良さも含んでいて
最近のロックバンドの中では埋もれない個性があり鮮烈な印象を受けた。

Brittany姐さんの表情豊かなソウル声はクセになって何度も聴いてた。
1月の来日公演は見逃してしまったが、ライヴが相当良いという話。
このアルバム聴いてたらそりゃ絶対良さそうだなと思っちゃう。
2013年はもう少し洋楽を聴く事にも注力してみる。



『I Ain't the Same』/Alabama Shakes








『(2)幸せの証』/THE ポッシボー


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現在もの凄い勢いで名曲を量産中のアップアップガールズ(仮)と同じく
元ハロプロキッズからの5人組グループ。
2006年からデビューして芸歴7年とアイドルとしてはキャリアのある彼女達が、
人気凋落により解散寸前まで陥った中で放ったのは
アイドルとしては珍しい、全編、熱苦しいほどのド根性なメンタリティに包まれた
起死回生の傑作ポップアルバム
だった。
全11曲と、フルサイズのオリジナルアルバムとしては実は今回が初めて。
ライヴで録音した新曲をそのままシングルとして
限定販売していた音源をレコーディングし直してるが、
彼女達の大きな魅力のひとつであるライヴへの熱さは変わらずパッケージングされている。

アルバム全編から伝わってくるのはファンや家族、友への感謝と、
どんなに挫けそうになってもアイドルとしての夢をあきらめまいと邁進する決意表明が
あまりに赤裸々に曲に表れてるため、ホントにクドくて熱苦しい。
しかしその熱苦しさが転移した自分は彼女達を応援せずにはいられないのである。

去年からメジャーレーベルのビクターに移籍した
ほんのちょっとセクシーなお姉さん達の熱苦しいパフォーマンスは今後も見逃せない。



『希望と青春のヒカリ ~ 桜色のロマンティック』/THE ポッシボー








『叙景ゼロ番外地』/eastern youth


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結成25年を迎え、そのスタンスをけして崩す事なくコンスタントに
活動し続ける、日本が誇るロックトリオ、eastern youth。

そんな彼らの15枚目のオリジナルアルバムは、
2011年の震災をテーマにした作品となっている。
イースタンが1枚のアルバム全編を通じて明確なテーマ性と
それに基づいた物語的な楽曲構成を掲げているのは
おそらく初めてと言っていいかもしれない。

1曲目『グッドバイ』ですべて失った人間が、その後の曲で煩悶や葛藤を繰り返す心情描写を繊細に描きながら
最後の10曲目『ゼロから全てが始まる』でその足を大地に踏みしめ前へ進んでいく決意までを
ボーカル吉野の詩的であり叙情的かつ現実的な視点で事象を捉える歌詞で歌い切る。
震災関連をテーマにするからといって、そうした直接的な単語も使われないし、
またそういった応援歌でよく使われる「頑張れ」とか「愛」とか「絆」とか
安っぽくて白々しい言葉を一切使わない。

例えば
10曲目の『ゼロから全てが始まる』は、サビで
「道は始めは土だった 岩だった 風荒ぶ荒野だったはずさ
 言葉は始めは音だった 呻きだった 泣き叫ぶ声だったはずさ
 人間は始めは泥だった 水だった 蠢く悲しみだった
 歌は始めは音だった 呻きだった 泣き叫ぶ声だったはずさ」


と、すべての事柄は何も無いところから始まったという
原始的な視点で語り、耳から鱗が落ちる思いをさせる独特の応援歌となっている。

このアルバムを完成した後で「しばらくアルバム制作は行わない」と公言してるだけあり
イースタンの近年のアルバムでは1枚通して聴いたトータル面で出色した完成度となっている。
現在こうして音楽ジャンル的でなく詩的にエモーショナルで、
枯れゆく儚さに鞭を打つような魅力を出せる泥臭い音楽を両立して活動し続けているロックバンド

日本ではイースタンくらいしかいないのではないかと思えてしまう。



『呼んでいるのは誰なんだ?』/eastern youth




今年も熱いアルバムばっかり選出したなー。
寝る前に聴くようなチルアウト的な音楽も他に聴いてるんだけど。




■その他よく聴いた良質アルバム10枚■

『バニラビーンズ III』/バニラビーンズ
『Girl's Generation II Girls&Peace』/少女時代
『乙女失格。』/南波志帆
『呼吸するピアノ』/松井咲子(AKB48 チームA)
『One for YOU!』/吉川友
『あの日のチャイムを忘れない』/SKE48
『CITY』/tengal6
『すとーりーず』/ZAZEN BOYS
『9nine』/9nine
『ぱみゅぱみゅレボリューション』/きゃりーぱみゅぱみゅ



以上、2012年ベスト・アルバム10枚でした。
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